行き先は特異点 年刊日本SF傑作選 創元SF文庫

大森望

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488734107
ISBN 10 : 4488734103
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
608p;15

内容詳細

2016年に発表されたSF短編の精華を集成。第8回創元SF短編賞受賞作を収録。

【著者紹介】
大森望 : 1961年高知県生まれ。京都大学文学部卒。翻訳家、書評家。責任編集の“NOVA”全十巻で第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門を受賞

日下三蔵 : 1968年神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。書評家、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi さん

    弐瓶勉「人形の国」を目当てに読んだが、実に多様な作品が収められ、楽しみながら今のSF状況を知ることが出来た。新進作家がいる中で、眉村卓の作品があったのは嬉しかった。老境に入った作者の私小説的SFで、一番共感してしまったのは、自分も年を取ってしまったということか。巻末には、2016年のSF作品が解説してあるが、読みたい本がいっぱいあって困ってしまう。

  • はるを さん

    ⭐️⭐️⭐️☆☆。割りとハード(に感じた)なSF短編集。まぁ、まぁ。笑。「人形の国」「太陽の側の島」「悪夢はまだ終わらない。」「海の住人」「古本屋の少女」「二本の足で」「電波の武者」は面白く愉しく読めた。反面、つまらないのは恐ろしくつまらなかった。途中で読むのを止めたのもある。

  • 阿部義彦 さん

    あーやっと読み終わりました。短編集なので少しづつ読み進めましたがどれも楽しめました。今回は漫画が3篇と多かったですが。石黒正数さんの「性なる侵入」の阿呆ぶりにはぶっ飛びです。ディックの「聖なる侵入」からのもじりですがここまでエロ下らなくしてくれるなんて。デックの「聖なる侵入」は買って積読になってますがしばらくは読めなくなりました。まあどっちもイッチャッテるといえばそうなんですが。あとは写真とのコラボでの作品特に「古本屋の少女」が良かったです。端正な作品という事では「太陽の側の島」が印象的。

  • かわうそ さん

    年に1度のお楽しみも10年目に突入。今年もハイレベルな作品が盛り沢山で大満足。中でも倉田タカシ「二本の足で」が怖くて切なくて非常に素晴らしかった。酉島伝法「ブロッコリー神殿」、上田早夕里「プテロス」もお気に入り。あと二年と言わずもっと続いてほしいものです。

  • ソラ さん

    SFの幅広さを感じた。特に人形の国が印象的。コミックでも読んでみたいと思った。

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