折々のうた 春夏秋冬・春

大岡信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887471283
ISBN 10 : 4887471289
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
155p;16

内容詳細

目次 : 石ばしる(志貴皇子)/ ものの種子(日野草城)/ 畑打つや(阿波野育畝)/ 鴬の(与謝蕪村)/ むめがかに(芭蕉)/処どころに(野坡)/ 大空は(藤原定家)/ 東風吹かば(菅原道真)/ 赤い椿(河東碧梧桐)/ かたまつて(渡辺水巴)/ 地虫出て(上野章子)〔ほか〕

【著者紹介】
大岡信 : 1931年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅてふぁん さん

    大岡氏撰の春の歌。俳句も多く採られており、普段は読むことがないので新鮮だった。たった十七文字にどれだけの思いが詰まっているんだろう。そのまま読むと何てことないんだけれど、きっともっと深い何かがあるよね、と思いながら読んだり読まなかったり(笑)その日の気分で楽しんだ。春を詠んだ歌は桃色・黄色・空の色…明るくて生命力を感じることができていいな♪

  • しーふぉ さん

    日本語の美しさや多様性を感じられ日本人であることの幸せを実感します。

  • クラムボン さん

    3年ほど前に読みました。その時は新聞連載には短い文章が相応しいけど、一冊のアンソロジーになると物足りないなと思いました。しかし去年になって秋編冬編を読み、そして今回春編を読むといつの間に馴染んでいました。そして春のうたは気持ちを浮き立たせます。晩唐の詩人于武陵の五言絶句の後半部「花発(ひら)いて風雨多し/人生別離足る」を井伏鱒二が【ハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ】の訳詞をつける。大岡さんは「もって自在な訳詞の妙を知るに足る」と解説。大胆不敵な訳詞には思わず快哉を叫びそうになりました。

  • Y.yamabuki さん

    新聞で「折々のうた」を読み始めたのは、掲載終了間近だった。いつかまた読みたいと思っていたが、こういう形で出版されていて嬉しい。万葉集から現代までの和歌、俳句などから解りやすいものや教科書にのっているような馴染みのあるものが選ばれている。一番目は、志貴皇子の「石ばしる垂上の」の歌そしてラストは、芭蕉の「行春や」の句でどちらも好きなもの。若い人に読んでほしいとのことだが、私のような初心者にもピッタリ。見開きで一つの作品という構成のため、それぞれ揺ったりと味わえ、文庫のハードカバーというのも気に入っている。

  • M さん

    短歌,俳句の五七調はもちろん、日本語独特の調べ、リズムを耳と心で感じることができる作品が数多く記載されており、目に見えないものを感じる力、その感性が日本人の豊かな文化の背景にある力なのかもしれない。 「鶯の 啼くや 小さき口あいて」 「蒲公英の 絮吹いて すぐ仲良しに」 「私の耳は貝のから 海の響きをなつかしむ」 「肩車 上にも廻る 風車」 などは特に言葉を超えたものを感じさせられた。自分も旅行の際などには一句読めるような感性を持ちたいと思わされた。

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人物・団体紹介

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大岡信

1931年生まれ。詩人、評論家。東京藝術大学名誉教授。日本ペンクラブ元会長。1997年文化功労者、2003年文化勲章受章。2017年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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