折々のうた 春夏秋冬‐冬

大岡信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887471313
ISBN 10 : 4887471319
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
154p;16

内容詳細

目次 : 小春日や―村上鬼城/ ほれぼれと―桜井吏登/ 斧入れて―与謝蕪村/ 枯枝―尾崎放哉/ 遠山に―高浜虚子/ 山河はや―飯田龍太/ 何といふ足れる姿ぞ―九条武子/ 田子の浦ゆ―山部赤人/ ひとりごつ如くに降りて―高安国世/ いくたびも―正岡子規〔ほか〕

【著者紹介】
大岡信 : 1931年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゅてふぁん さん

    冬には冬の詩歌を読む(詠む、ではないところが残念(^^;)。『ふるさとは/遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの/室生犀星』あとがきで俵万智さんも書いてるように「これは遠方にあって故郷を想う詩ではない」だなんて思わなかった。解説してもらえるっていい。この詩集を読んで気になったはの堀口大學の訳詩集『月下の一群』。ぜひ読んでみたい。

  • クラムボン さん

    冬の巻のあとがきは俵万智。そして彼女の歌も入っている。「万智ちゃんがほしいと言われ/心だけ/ついていきたい/花いちもんめ」"サラダ記念日"所収の一首。今詠んでもキラキラ輝いている。折々のうたに初めて掲載された時、衝撃と嬉しさの余り駅の売店で新聞を何部も買った思い出を語ってます。意外な一面が垣間見れました。68編の中で特に印象深かった歌が、「中原よ。地球は冬で寒くて暗い。(一行空けて)ぢや。さやうなら。」30歳で亡くなった中原中也への追悼詩。盟友草野心平がサラリと歌うが、きっと思いは積もっているんだろうな。

  • 松島 さん

    世の中に人の来るこそうれしけれとはいふものの お前ではなし 内田百閧アんなエッジの効いた百閧熨蜊Dきだなと。

  • belle さん

    「真砂なす数なき星の其中に吾に向ひて光る星あり」正岡子規。まさに真砂なす中から大岡信が選びぬいた詩歌の数々。それらをさらに抜粋して春夏秋冬別に編集した一冊の『ふゆ』編。小ぶりな体裁で詩歌を味わうのに調度よい。「こしかたゆくすゑ雪あかりする」種田山頭火。平成三十年も残り十日と一日。そして二度三度とページをめくり、この冬を過ごす。

  • かつみす さん

    このシリーズは「あき」に続いて2冊目。いつも食卓のサプリを入れてる籠に置いておき、食後に少しずつ読み進めた。詩歌は流し読みするのがもったいなくて。それでも終わりごろは頁をめくる手が止まらなかった。この選集の魅力はセレクションの多彩さだけでなく、大岡さんの解説にもあると思う。出しゃばらず黒子に徹されているように見えるけれど、自分なりの詩歌観を披露したり、取り上げた詩との出会いの思い出を語ったりなど、じっくりつきあえば書き手の人となりが浮かび上がってくる。「はる」を読むのにぴったりの季節になるのが待ち遠しい。

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人物・団体紹介

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大岡信

1931年生まれ。詩人、評論家。東京藝術大学名誉教授。日本ペンクラブ元会長。1997年文化功労者、2003年文化勲章受章。2017年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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