声優魂 星海社新書

大塚明夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061385672
ISBN 10 : 4061385674
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

「みんながこれをやらないから、私に仕事が来る」
声優界に並び称される者のない唯一無二の存在、大塚明夫。その類い希なる演技力と個性ある声は、性別と世代を超えて愛され続けている。バトーへの共感、ライダーとの共鳴、黒ひげに思う血脈、そしてソリッド・スネークに込めた魂─誰よりも仕事を愛する男が、「声優だけはやめておけ」と発信し続けるのはなぜなのか? 「戦友」山寺宏一氏をはじめ、最前線で共闘する「一流」たちの流儀とは? 稀代の名声優がおくる、声優志望者と、全ての職業人に向けた仕事・人生・演技論であり、生存戦略指南書。これは大塚明夫ファンが読む本ではない。読んだ人が、大塚明夫ファンとなる一冊である。

【著者紹介】
大塚明夫 : 声優/役者。1959年生まれ。生まれも育ちも東京。文学座養成所卒業後、1988年より江崎プロダクションに所属。代表作に、『メタルギア』シリーズのソリッド・スネーク役、『機動戦士ガンダム0083』のアナベル・ガトー役、『攻殻機動隊』シリーズのバトー役、『Fate/Zero』のライダー役、『ONE PIECE』の黒ひげ役。洋画吹き替えでは、スティーヴン・セガール、ニコラス・ケイジ、デンゼル・ワシントンなどを幾度となく演じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 岡本 さん

    声優好きとして購入した一冊。「声優だけはやめておけ」とのキャッチコピーどおり如何に声優という仕事が理不尽で苦労の多い仕事という解説と著者の声優人生を語った内容だった。所々で実名も出てくるのと何となく誰の事を言っているのか分かる部分がありクスッと笑えたり。声優に興味がある人以外にも仕事や人生の心構えを説く部分もあるので是非。

  • 異世界西郷さん さん

    この本を読みながら思い出しましたが、自分がむかし制作進行をしていたときに、プロデューサーがあるアニメのヒロイン役について「誰の声でも合っているように聴こえるから、じゃあ売れる人で! 」と言って声優が決まったという話をしていました。人気だけでも実力だけでも駄目なんですね。その両方+αが必要なようです。声優を志す方が読むと心が締め付けられることが多いのではないかと思います。声優は生き方だという言葉がありましたが、声優だけではなく他の職種でも十分に活用できる考え方も多く、参考になるような話もありました。

  • cozicozy さん

    ネットで発売を知り、ネットで注文。ちょっと温めてから読書開始となりました。声優として活躍されている大塚明夫さんの生きることへの覚悟が綴られた、声優・大塚明夫の哲学を感じた一冊となりました。大塚さんの思う声優道、世代の異なる新人に対する思いなど。ご自分の人生と声優としての活動は、生きることへの覚悟によって、現在に至る。生きた証、証明。大塚さんの人生だから、自分の生きた道には己の責任によって得た結果の現在がある。声優を志す者以外にも、生きることへの覚悟を改めて考えさせてくれる本だと思いました。大塚明夫さんとい

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    声優・大塚明夫の声優論。印象度B+ 「声優だけはやめとけ」から始まる。理由は「声優とは待ちの仕事で、自分で仕事を作れない」から。数は多いのに、仕事は少ない。ハイリスク・ローリターン。それが声優である。大塚明夫は声優・大塚周夫の息子で、声優サラブレッド2世で順風満帆だったのかと思っていたが、実際は社会をドロップアウトしてやむにやまれず役者になり、下積みをしていたらしい。もっとも、「OOの息子」というだけで渡っていける世界じゃないのだろうけど。「声づくりに励むなら役作りを」など、叱咤するいい本だと思う

  • papako さん

    『声優』がもてはやされる今の世の中、『声優』を目指す人たちに向けた言葉かと思いましたが、どんな世界にも言えることが書かれていました。大塚明夫さんの作品を見ていなかったり、声優というものを意識していないと難しいかも。声優始めアニメの世界で食べていけるようになるのは至難のわざなんですね。見るアニメを声優で選ぶこともある私が、漠然と抱いていた声優さんの好みがはっきわかった気がします。しかし、『生産世界』の方が『声優』よりも生きやすいと書かれているのは違和感。さて今日は大塚さんの出てるアニメを見よう!

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