日本の古典はエロが9割 ちんまん日本文学史

大塚ひかり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784537261431
ISBN 10 : 4537261439
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
追加情報
:
253p;19

内容詳細

古典文学の神髄は、性愛にあり!神々はセックスで国を生み、貴族たちは不倫乱倫にうつつをぬかす。バチ当たりな坊さんたちの弾けた性…底抜けエロス、フルスロットルの文学史!!54のヒメごと。

目次 : 第1章 性=生=政の時代 日本神話のちんまん模様(セックスのやり方を教えてくれる神話―『古事記』/ ちんを切るか、まんを焼かれるか―『古事記』『日本書紀』 ほか)/ 第2章 「まん葉」時代のエロスは底抜け(モンローウォークの豊満美女―『万葉集』/ 竹取翁はスケベな養父?―『竹取物語』『捜神記』 ほか)/ 第3章 『源氏物語』―奥ゆかしさの裏の過激なエロス(セックスのしすぎで死んだ?―エロの破壊力―『源氏物語』『栄花物語』/ 今なら犯罪 ロリコン貴族―『源氏物語』『今鏡』 ほか)/ 第4章 仏の道もちんまん ゆるい日本仏教のセックス観(女を男にする方法―『昨日は今日の物語』/ 権力者は親も子も総嘗め―『醒睡笑』『とはずがたり』『富家語』 ほか)/ 第5章 エロスとホラーは紙一重 近世の不条理な性愛話(愛はホラー―『東海道四谷怪談』/ 裏切る男を女が追いつめる道成寺型説話―『曽呂利物語』『諸国百物語』 ほか)

【著者紹介】
大塚ひかり : 1961年横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    仕事があまりに暇で、残り140頁ほどを読み終えてしまった。題名に偽りなし。自分の知らない日本や中国などの古典が(エロや性愛に限っても)実に多いことに、今さらながら思い知った。今も夜毎日毎、性愛絡みのドラマが繰り広げられているのだろう。古代や平安時代や中世に壮絶な営為があったって、もしかして(性愛の進化の趨勢からして)現代のほうが凄まじい実態があるに違いない。要は、そうした実態を見透す目なんだろう。頑張らないと(って、何を?)!

  • sheemer さん

    全部読みきらないうちに書いている。テレビ「知恵泉」の紫式部の回に「古典エッセイスト」として作者が出ていて、ふとAmazonをみるとUnlimitedにこれがあったので手を出した。エロ、ちんまんから古典を捉えた本で、「やっぱりだよな」という感じで、原文から精緻に読まないとここまで読みきれないな、と思うと、再度源氏物語原文に手を出してますw。古典の解釈はちゃんとしてると思うので、読む価値あると思います。

  • 犬養三千代 さん

    相変わらず、大塚さんのタイトルのセンセーショナルなこと! 編集者のかたのアイディアなのかなぁ? 古事記に始まり江戸時代のエロエロな西山物語、浅間嶽面影草紙、逢州執著譚(この三冊は初見)まで。網羅されている古典の幅の広さに驚く。読みやすくいずれは原典をと想わせられた。

  • 永瀬恵 さん

    飽きた

  • K K さん

    抱腹絶倒!いやー、昔の日本人、頭おかしいでしょ?(笑)というより、鷹揚でいいなあと。現代人はつまらないね、男も女も。一夫一妻は嫌だけど一夫一妻か一妻多夫なら平安時代に生まれたかったな。 処女に萌えない男たち、いいねー。源氏物語検証が面白い。 ブスを愛する人が一番エロいというのは納得。『容姿の端麗さは天から授かる。ことば巧みは、師から学ぶ、色好みは違う。』名言ですわ。 身代わりと不倫の中に『誰しも代替可能で、かけがえのない人なんていない』というテーマを見る。 好きな女とできない薫が一番エロチックかも。

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大塚ひかり

1961年生まれ。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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