花は志ん朝 河出文庫

大友浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309408071
ISBN 10 : 4309408079
フォーマット
出版社
発行年月
2006年08月
日本
追加情報
:
290p;15

商品説明

華やかな高座、粋な仕草、魅力的な人柄――「まさに、まことの花」だった落語家・古今亭志ん朝の在りし日の姿を、関係者への聞き書き、冷静な考察、そして深い愛情とともに描き出した傑作評伝。

内容詳細

二〇〇一年十月、落語界に咲いた大輪の花・古今亭志ん朝は突然世を去った。華やかな高座、粋な仕草、魅力的な人柄―「まさに、まことの花」であった在りし日の姿を、関係者への聞き書き、冷静な考察、そして深い愛情により描き出した傑作評伝。巻末に貴重なロングインタビュー「柳家小三治、志ん朝を語る」を所載。

目次 : プロローグ/ 第1章 フラジャイルの人/ 第2章 朝太から志ん朝へ/ 第3章 タレント志ん朝、役者志ん朝/ 第4章 「志ん朝落語」が目指したもの/ 第5章 志ん朝の休日/ 第6章 一九七八年に何があったのか/ 第7章 円熟の時代/ 第8章 昔気質と現代性/ エピローグ/ インタビュー 柳家小三治、志ん朝を語る

【著者紹介】
大友浩 : 1958年東京生まれ。演芸情報誌「東京かわら版」編集長を経て、現在演芸研究家、文筆業、落語専門レーベル・ワザオギプロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 葉芹 さん

    落語を知って良かったと思う。回りの人を気分よくできないでどうする。これが頭から離れない。いい気分にさられるのは落語だけじゃない、実生活そのものを指摘されたようにドキッとした。それにしても志ん朝さん奥さんはあまりエピソードに出てこない。よっぽどの悪妻立ったのか。気になる。

  • ぐうぐう さん

    先日の立川談志の訃報を伝えるメディアの、その千編一律な形容に、落語ファンは疑問を感じたことだろう。「異端」「破壊者」「破天荒」……これらの言葉は談志のある一面を表現はしているが、決してすべてではない。それは、談志のライバルと位置づけられた、古今亭志ん朝にも通じることだ。サラブレッドとしての、確固たる噺の、そして貫き通す意志の、「強さ」としての志ん朝のイメージに対し、『花は志ん朝』で著者の大友浩は、華やかさの裏にある「弱さ」を明かしていく。(つづく)

  • ペンギン さん

    志ん朝についての人となりがよくわかる本。個人的に一番好きな落語家であるが、それは落語が面白いという大前提を抜きにして、その人となりが魅力的だからでもある。落語家なんて噺が面白ければ人となりなんて関係ないという意見もわかるが、その人なりの性格や価値観があってこそ落語にその人なりの色が出てくるのだと思う。そういう意味では、この本を読み、志ん朝のことをより深く知れたことで、なおさら志ん朝のことが好きになった。真摯に落語に向き合い、そして優しさを持って人に接した。それこそ本当の粋じゃないか。

  • 辻本 敏久 さん

    落語を見て聞いてないので、本当にその凄さがわからず、本を読み進めてしまったが、スターであり花のある落語家さんだったのだろう、何かのきかいに出会いがあるだろうかと。

  • みむら しんじ さん

    今まであらゆる文化人や著名人が亡くなった中で、古今亭志ん朝の死ほど僕をショックにさせたことがない。享年63歳。少なくとも私の生きているうちにはあのような技と精神性と華を持った落語家はでないのではなかろうか、いや、出て来ては困るような気にさえなるのだ。志ん朝の本が新しく出版されるたびに法要のような気持ちで読んでいくのだが、この本とて新たな物語があるわけでない。しかし、それでも読んでいる時間だけは志ん朝の語り口が鮮やかに活字となってイメージ出来る時間だけでいいのだ。とは言え、著者しか知らないエピソードや取材で

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大友浩

演芸研究家・文筆業。1958年東京深川の生まれ。1991年から2003年まで演芸情報誌「東京かわら版」編集長。落語CDワザオギプロデューサー。USENウキウキ落語会パーソナリティ。文化庁芸術祭審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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