鞍馬天狗 5 地獄太平記 鶴見俊輔セレクション P+D BOOKS

大佛次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093523226
ISBN 10 : 4093523223
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
追加情報
:
528p;19

内容詳細

長州戦争を目前に壮大なスケールで展開する鞍馬天狗の最終章。深夜、江戸伝馬町の牢から一人の脱獄囚が夜の闇に消えた。だが、その真意は公儀大目付による“泳がせ”―。探索に乗り出した鞍馬天狗に、脱獄囚を追尾するもう一人の男が襲いかかり、彼らは横浜関内の異人屋敷へ逃げこむ。そこで頻発する奇怪な事件から、場面は神戸へ、そして上海へと広がっていく。長州戦争を目前にしてせめぎあう幕府と長州、暗躍する鉄砲商人など壮大なスケールの物語が展開していく。時代小説の名作「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔が厳選した傑作シリーズの最終第五弾。解説も鶴見が特別寄稿。

【著者紹介】
大佛次郎 : 1897年(明治30年)10月9日‐1973年(昭和48年)4月30日、享年75。神奈川県出身。本名は野尻清彦(のじりきよひこ)。1964年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • でろり〜ん さん

    短編、長編併せて47作。41ねんにもわたって書き継がれた一大作品、鞍馬天狗の最後の作品でした。今の段階で簡単に手に入れらるのはこのシリーズだけなんでしょうね。ちっとも地獄ではないし、太平でないのはもとより太平記の伝統みたいな感じでしょうか。著者67歳の時の一編。前の4編から比べると天狗さんの動きが、あまりね、ぱっとしない感じでした。核心部分に対する天狗さんの態度も、大きなお世話、になってしまっている感想なのでした。パリ燃ゆ、天皇の世紀だとかの方に精力を傾けて、天狗さんは、もうしんどくなったんでしょうかね。

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大佛次郎

1897(明治30)年横浜生まれ。本名は野尻清彦。長兄は星の文学者・野尻抱影。1921(大正10)年東京帝大卒業後、教員や外務省嘱託として勤務。この頃ロマン・ロランの訳書を出し、その他小説の抄訳などを雑誌に寄稿する。1924(大正13)年大佛次郎の筆名で「鞍馬天狗」シリーズが人気となり、専業作家生活

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