鞍馬天狗 4 雁のたより 鶴見俊輔セレクション P+D BOOKS

大佛次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093523196
ISBN 10 : 4093523193
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
380p;19

内容詳細

江戸の鉄砲鍛冶が次々と行方不明になる奇怪な事件が頻発。柳橋芸者の小吉から経緯を聞いた鞍馬天狗は、事件の裏になにか大がかりな陰謀があると睨む。黒椿を愛でる謎の幻庵老人、相川の佐渡奉行から今は老中となった松平主計介、佐渡視察に行って命を落とした大目付・志村織部らが江戸情緒たっぷりの舞台でうごめく。そして遂に鞍馬天狗は思わぬ獲物をとらえる。時代小説の名作「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔が厳選した傑作シリーズの第四弾。

【著者紹介】
大佛次郎 : 1897年(明治30年)10月9日‐1973年(昭和48年)4月30日、享年75。神奈川県出身。本名は野尻清彦(のじりきよひこ)。1964年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • でろり〜ん さん

    傑作、快作でした。これまで読まずに来たのが残念に感じる作品群。黒覆面のイメージはあっさり消えました。映画もまともには観たことがありませんが、それはそれで、しっかり日本に定着した文化。ただ、原作はチャンバラという範疇ではなく、しっかりした時代物なのでした。筋だけを追えばテレビの水戸黄門なのですが、黄門様が振りかざす権威というものを徹底的に嫌いぬく。山本周五郎のリアリティとは違う種類の、人情味。権力に対する対峙のしかた、結末のもっていき方がまさに芝居向きな書き方なんでした。大佛次郎は山本周五郎より6だけ年長。

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大佛次郎

1897(明治30)年横浜生まれ。本名は野尻清彦。長兄は星の文学者・野尻抱影。1921(大正10)年東京帝大卒業後、教員や外務省嘱託として勤務。この頃ロマン・ロランの訳書を出し、その他小説の抄訳などを雑誌に寄稿する。1924(大正13)年大佛次郎の筆名で「鞍馬天狗」シリーズが人気となり、専業作家生活

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