鞍馬天狗 2 地獄の門・宗十郎頭巾 P+D BOOKS

大佛次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093523158
ISBN 10 : 4093523150
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
320p;19

内容詳細

勤王と佐幕の間の謀略に翻弄される志士たちの悲劇から、冷酷な政治と熱い志の葛藤を描いた「地獄の門」。長州の志士を斬った嫌疑がかかってしまった鞍馬天狗は、これは仕掛けられた罠では…と疑念を抱く。新選組と見廻組も絡んで二転三転する展開の末、隠れていた裏切り者は意外な人物だった「宗十郎頭巾」。名作時代小説「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔が厳選した傑作シリーズの第二弾。解説も鶴見俊輔が特別寄稿。

【著者紹介】
大佛次郎 : 1897年(明治30年)10月9日‐1973年(昭和48年)4月30日、享年75。神奈川県出身。本名は野尻清彦(のじりきよひこ)。1964年文化勲章受章。代表作に『赤穂浪士』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • でろり〜ん さん

    むむう。チャンバラ、まげものといった娯楽作品ではなく、おぼえがきにあるごとく、悪い時代の日本環境を反映させたかなりシニカルな話だなあ、という感想でした。この本に収められた2編は映画だとかテレビになってはいないんでしょうね、きっと。鞍馬天狗が天下無敵の剣豪などではなく、組織の中で呻吟する、中間管理職みたいな面をみせていますね。ん〜、なんともスッキリとはいきませんでしたが、一流のエンタテインメントではあったのでした。一編ごとの読み切りのスタイルだということですが、この後、どんな話になっていくんでしょうか。

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大佛次郎

1897(明治30)年横浜生まれ。本名は野尻清彦。長兄は星の文学者・野尻抱影。1921(大正10)年東京帝大卒業後、教員や外務省嘱託として勤務。この頃ロマン・ロランの訳書を出し、その他小説の抄訳などを雑誌に寄稿する。1924(大正13)年大佛次郎の筆名で「鞍馬天狗」シリーズが人気となり、専業作家生活

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