雑学者の夢 グーテンベルクの森

多木浩二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000269865
ISBN 10 : 4000269860
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
追加情報
:
20cm,183,5p

内容詳細

ジャンルにとらわれず家具や建築、制度や出来事など、様々な事象に拡がっていく好奇心は、どのような書物と出会ってきたのか。多様な文化を語る方法を記号と言語の理論、記憶と歴史をめぐる思索に求めた読書の軌跡。

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読書メーターレビュー

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  • Metonymo さん

    「私の考えていたまなざしとは、線的遠近法に見られるように、主体から放射されて客体に向かうものではなく、世界中に散乱して世界を眼に見えるものにしている可視化の能力の線分のようなものである」 「クックたちには「見る」ことしか方法がなかった。(略)見ることによって世界を織り込むやり方が、彼らの時代の知を形成したのであった」 バルト、ソシュール、バンヴェニスト、ベンヤミン、フーコーなど、著者の読書遍歴。「世界とはどのような不連続と連関によって成り立っているか」

  • びす子ちゃん さん

    「ある時期まで、われわれは建築を語るのに「空間」という言葉を使っていた。都市についてもそうであった。しかし七〇年代に入る頃から、とくに都市については「場所」という言葉を使うようになる。その際、アリストテレスには空間という言葉はなく、場所という言葉しかなかったことが引き合いに出された。トポスである。(中略)都市の下には死せる記憶の都市があり、さらにその下には忘れられた記憶の廃墟があることを思えば、「場所」という言葉の方が妥当であろう。「場所」とはこうした地層の重層をさすのである。」p104-5

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人物・団体紹介

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多木浩二

1928‐2011。哲学者。東京大学文学部美学美術史学科を卒業。千葉大学教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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