空気の教育 ちくま文庫

外山滋比古

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480427946
ISBN 10 : 4480427945
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
追加情報
:
15cm,221p

内容詳細

「教育のことを薫陶という。これはまさに空気による育成を意味する」、家庭には家風、学校には校風があることを考えてみよう。人間が生活しているところにはやがて、一定の空気、雰囲気が生じる。本当の教育は押し付けや口先だけの注意ではない、子どもを包む家庭や学校の空気こそ、最も深いところに作用する。お茶の水女子大学附属幼稚園の園長でもあった著者独自の教育論は目からウロコである。

目次 : 1 ゆっくり急げ/ 2 家庭のしつけ/ 3 子を育ててこそ/ 4 ちょっぴり不幸/ 5 逆説/ 6 聖域/ 7 勲章/ 8 空気の教育

【著者紹介】
外山滋比古 : 1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。『英語青年』編集長を経て、東京教育大学、お茶の水女子大学で教鞭を執る。お茶の水女子大学名誉教授。専攻の英文学に始まり、エディターシップ、思考、日本語論などの分野で、独創的な仕事を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 蒼田 友 さん

    子供もまだおらず、ましてや結婚もしていない身であるが「思考の整理学」から著者の事を知りました。古本屋で偶然見つけ、最初の数ページ(マラソン)で考え方が気持ち良く購入に至る。いささか前時代的であるのかもしれないが、本当に大事な事が書かれていると思う。今の時代の考えの本流を若者も不信に思っていますよ。たまにはこういう考えに改めて触れて、己の挙動を省みなければなりますまい。古き良き日本人でありたいと思います

  • kenji yabuta さん

    「空気による感化は、いつのまにか、心の奥底からを変える」p.49 なんとなく黙っていてもこうだという空気が消えて久しい。あれもこれも説明が求められるようになった。既に家風・校風という時代ではないのかもしれないが、やはりこういう事を大切にしたいと思う事が多々散りばめられている。

  • ほんやま さん

    教師になるなら一読の価値ありだ思った。

  • ひろ さん

    いささか保守的な雑考をまとめたエッセイだが共感するところも多い。一人っ子や二人兄弟は子沢山の昔の家庭に比べ親や周囲からかけられる期待が偏ってしまい負担になっている、イギリスのパブリックスクールは全面的に信頼して良い中等教育機関という場所として子を持つ親の憂いをなくし海外勤務を促進したなどなど。自分にとって最も効いたのは、肉体も精神も、必要でないことを溜め込むのはダメで、要らないものはすぐ排泄しないと健康でいられないというところ。

  • 外道丸 さん

    「今時の親は」として取り上げられている親は、1983年の本であることを考えると今は還暦前後の方々となる。「まったく団塊の世代って奴は」と本書の論旨からかけ離れた雑念とともに読み進めた。それはともかく、イヤイヤやっていい事なんか何もなく、イキイキやる空気を作り出すのが大事なのはごもっとも。

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