二十四の瞳 講談社青い鳥文庫

壺井栄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061487901
ISBN 10 : 4061487906
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,278p

内容詳細

岬の分教場に、若い女の先生が洋服を着て、新しい自転車に乗ってきた。新米のおなご先生をいじめようと待ち伏せていた子どもたちは…。瀬戸内海の小さな島を舞台に、先生と教え子たちの心温まる交流を描いた名作。

【著者紹介】
壺井栄 : 1899年、香川県小豆島に生まれる。小説家。旧姓岩井。高等小学校卒業後、一時、村の郵便局や役場につとめる。1925年、上京して同郷の詩人、壷井繁治と結婚する。1936年、出世作「大根の葉」を書く。代表作として「二十四の瞳」などがある。1967年没

武田美穂 : 東京生まれ。絵本作家・イラストレーター。かわいらしさの中にも、情感あふれる作風で人気を集めている。絵本作品には、絵本にっぽん賞を受賞した『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』、講談社出版文化賞を受賞した『となりのせきのますだくん』(ともにポプラ社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒラP@ehon.gohon さん

    戦争という暗い時代をはさんで、瀬戸内海小島での新米先生と、分校の小学生との交流が、あまりにも見事に描かれています。 ただ、親子して戦争を知らない世代として、いくつもの社会変化を経た今、親として小学生として、教育現場、親子関係、様々な視点から考える材料が一杯ありそうな作品です。 信頼できる先生はいますか? 子どもたちのことを心底受けとめる教員でいますか? 家族の絆はしっかりしていますか? 子どもに犠牲を強いていませんか? 時代の荒波の中で、どの様に生きていますか?

  • しんすけ さん

    初読時には壺井栄は生きていた。そして教育や反戦に関して印象に残る言葉を残していた。 それが、マルクスやレーニンの書籍を読むきっかけとなったことを、憶えている。 ただし本書を読んだのは、そんなこととは無関係だった。 子どもの頃に観たデコちゃんの印象が、強く残ていたからだった。 今回の再読でも、その映像が何度も蘇った。 そして思った。今の日本は、この本が望んでいることと逆方向の人類滅亡の途を邁進していることを…

  • kitten さん

    図書館本。娘の読書感想文用。名作だけど読んでいなかった。娘が苦戦しているようなので、自分でも読んでみた。 なるほど、こういう話だったのか。この時代の空気感が痛い。言論の自由のなさが、息苦しい。現在と比べることで、感想文を書くのはなんとかなると思う。でも、今の忖度ばかりの世の中と比べるとどうだろうね。

  • Riopapa さん

    戦争や貧しさというものが、いかに人々の人生を狂わせてしまうか。結局、個人は国家の前では無力なもの。

  • ゆにす さん

    たぶん再読。名作だとあらためて思った。日帰りの修学旅行に行ける行けないで翻弄される貧しい子どもたち。旅行に着ていく服に泣く女の子たち。貧しさゆえに人生を選ぶことができないのは、もうこの物語の時代だけにしてほしい。

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