七帝柔道記 角川文庫

増田俊也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041042311
ISBN 10 : 4041042313
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
640p;15

内容詳細

北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大の七校で年に一度戦われる七帝戦。北海道大学に二浪の末入った増田俊也は、柔道部に入部して七帝戦での優勝を目指す。一般学生が大学生活を満喫するなか『練習量がすべてを決定する』と信じ、仲間と地獄のような極限の練習に耐える日々。本当の「強さ」とは何か。若者たちは北の大地に汗と血を沁みこませ、悩み、苦しみ、泣きながら成長していく。圧巻の自伝的青春小説。

【著者紹介】
増田俊也 : 小説家。1965年愛知県生まれ。北海道大学中退。中日新聞社在職中の2006年『シャトゥーン ヒグマの森』で第5回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞してデビュー。2012年『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で第43回大宅賞、第11回新潮ドキュメント賞をダブル受賞。2013年、本作『七帝柔道記』で第4回山田風太郎賞最終候補。2016年に四半世紀勤めた中日新聞社を早期退職し、専業作家になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 五右衛門 さん

    読了。久しぶりの作家さんでしたが全く違う作品でしたので驚きました。このすいませんマニアックな大会うっすら知ってはいたのですがこんなに凄まじい気構え、こんなに凄まじい練習量、身体も心も腕力の前に粉砕されるという世界、読みながら身体に力が入ってしまい手や額に汗が滲んでいました。読み終わり大きく息を吐きました。でも勝って欲しかったですが力の世界はそんなに簡単では無かったですね。各登場人物の後日談も凄く興味があります。続編待ち遠しい❗

  • goro@80.7 さん

    見慣れた柔道だけが柔道じゃない。国立7大学だけで競う柔道大会に身を削る学生たちの熱い物語でありました。投げられ絞められ落とされて苦しい練習に明け暮れる。それだけでも尋常じゃないけど北大の面々が個性的過ぎて楽しい。著書と同世代だけどどこの大学にも破天荒な奴らはおるんだな。熱く熱く、汗臭く泣ける。七帝柔道恐るべし!

  • ナミのママ さん

    作者の自伝的青春小説とのこと。柔道をやるために二浪して北海道大学に入学した主人公。読み始めてまず、講道館柔道と七帝柔道の違いを知り、Youtubeで見てビックリしました。これは面白かった!よく知らなかった柔道の面白さ、スポ根ものの面白さ、同年代を知る面白さ。うぁー、今だったらありえないなと思いながら、はちゃめちゃな学生生活を読むうちに、すっかりはまってしまいました。悔しい!泣ける!怒る!作者と一緒に楽しみました。

  • Hide さん

    学生時代に体育会の合気道部に所属してて、そこそこキツかったけど、ここの柔道部程ではなかったかな?ただ合気道部も拘束時間が長くて学生らしい時間を過ごせなかったのは一緒。でも作品の中で最初は合気道部が馬鹿にされてるようでちょっと悲しかった。カンノヨウセイみたいなよく分からないイベントもあったなぁ。又作者の増田さんは同い年なので、よくわかる気がして泣けて来た。面白かった。

  • かんちゃん さん

    自伝的小説というだけにリアリティに溢れている。いわゆるDCブランド世代。垢抜けた学生も大勢いた。しかし、それは東京の私大の話だ。国立大、わけても旧七帝大はどこまでもイモ集団だった。ゆとり教育移行前の世代だけに、気合いとか根性とかが大好きだ。そんな時代遅れの学生たちが高専柔道に全てを捧げた。「巨人の星」を体現するような青春物語。小説としては粗削りな印象はあるが、それなりに面白い。

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増田俊也

1965年愛知県生まれ。2006年『シャトゥーン ヒグマの森』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞しデビュー。12年『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。13年『七帝柔道記』で山田風太郎賞候補。現在、名古屋芸術大学芸術学部客

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