俳句の図書室 角川文庫

堀本裕樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041049341
ISBN 10 : 4041049342
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;15

内容詳細

気鋭の俳人が、数ある名句の中から読むべき句をセレクト。俳句の読み方を知る入門書。十七音の組み立て、季語の取り入れ方、情景の写し方。読めば句作が楽しくなる。巻末に又吉直樹との語り下ろし対談収録。

【著者紹介】
堀本裕樹 : 俳人。1974年、和歌山県生まれ。「いるか句会」「たんぽぽ句会」主宰。國學院大学卒。第2回北斗賞、第36回俳人協会新人賞、第11回日本詩歌句随筆評論大賞受賞。東京経済大学、二松学舎大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ami*15 さん

    げみさんの表紙じゃなかったらたぶん出会わなかったと思う本。俳句については国語の授業で少しふれたことがあっただけで、自分からは近づかない世界だと思っていた。だけどこの本は俳句に関しての知識がゼロでも昔から現代まで様々な俳人たちの俳句を丁寧にわかりやすく説明しているため、俳句の面白さをもっと味わってみたいと思えた内容でした。季語の種類の奥深さ、表現技法に関してはまだ理解不足なところもあったけど、そのまま読むだけでは内容が「?」だった俳句も説明を読むとひとつの映像や絵画のように見えたり、作られた当時のことが→

  • 瀧ながれ さん

    俳句や短歌は、読む人が自由に受けとればいいもの、と考えていたのですが、詠んだときの状況を知ることで、句や歌に一本の筋が通り、はっきりとした風景が見えることがあるのだと、新鮮な体験をしました。今後、挨拶句や辞世の句などは、もっと繊細に読むようにしたいです。いちばんはじめが≪渡り鳥みるみるわれの小さくなり≫の句(上田五千石)で、逆バンジーみたいに胃袋がヒュン!て感じがして、ちょっと愉快でした。巻末の又吉直樹氏との対談は、関西ことばそのままさがリアルな気持ちとつながっていて、分量は少ないけどおもしろかったです。

  • あむぴの さん

    ●●カドフェス2018発見!角川文庫●●50冊目。俳句とその解説。前半は、見開き2ページに1首と解説。後半は、1ページに1首と解説。たくさんの俳句の中、時々、ドキッとするほど自分の胸に響く俳句がある。17音の文字数の中、作者が持つ鋭い表現、発想が刺さる。川上弘美さんの俳句が、ステキだった。2017年4月。

  • 雷華 さん

    俳句初心者でも俳句の世界に入りやすいようにわかりやすい解説付で古今東西の句を紹介する入門書。説明も丁寧でわかりやすく、句の作られた時代背景や作った人の人となり、俳句の技巧や季語の解説もあってありがたい反面、そういうことを知らないと本当の意味では楽しめないのでは?と思えてしまう。最後の又吉さんとの対談でもネットで検索しながらということも言ってたので…自分の中ではまだまだ壁はありますが、某番組でつけられた怖い印象はだいぶ消えた気がします。読む分ならですが…でも、絶対に変な方向に妄想するな…自分。

  • 須戸 さん

    俳句には疎いが、著者による解説がわかりやすかったから面白かった。ただ、頭に入れることと、自分で作る(作ってみようという気持ちになる)ことは難しい。千野帽子の「おまつりに来てつながない手がたくさん」という句は、著者はカップルの描写だと書いていたけれど、自分は親子の描写だと思った。

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