借金取りの王子 君たちに明日はない 2 新潮文庫

垣根涼介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101329727
ISBN 10 : 4101329729
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
16cm,436p

商品説明

リストラ請負人、村上真介の試練はつづく! 今度のターゲットはデパート、生保、そしてサラ金……。

「誰かが辞めなければならないなら、私、辞めます」企業のリストラを代行する会社で働く真介の今回の面接相手は――真面目で仕事もできるのになぜか辞めたがるデパガ、女性恐怖症の生保社員に、秘められた純愛に生きるサラ金勤めのイケメンなどなど、一筋縄ではいかない相手ばかり。八歳年上の陽子との恋も波瀾の予感!? 勤労者にパワーをくれる、笑って泣ける人気シリーズ、第二弾。

内容詳細

「誰かが辞めなければならないなら、私、辞めます」企業のリストラを代行する会社で働く真介の今回の面接相手は―真面目で仕事もできるのになぜか辞めたがるデパガ、女性恐怖症の生保社員に、秘められた純愛に生きるサラ金勤めのイケメンなどなど、一筋縄ではいかない相手ばかり。八歳年上の陽子との恋も波瀾の予感!?勤労者にパワーをくれる、笑って泣ける人気シリーズ、第二弾。

【著者紹介】
垣根涼介 : 1966(昭和41)年長崎県諌早市生れ。筑波大学卒業。2000(平成12)年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。’04年『ワイルド・ソウル』で、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の3冠受賞に輝く。翌’05年、『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    解説の宅間氏によれば、このシリーズは真介・陽子の成長を軸に毎回ゲストが登場する構成だが今回のFile 5(推定)にはゲストが登場していないということらしい。まあ確かに白井さんは名前もまだわからないし彼女視点の語りはなかったね。ちなみに自分は毎回のゲストが常にゲスト出演でしかないことに不満を感じていたけれどそれはそのまま据え置きでとりあえず続きも読んでみよう。

  • 再び読書 さん

    「君たちに明日はない」の続編と言う事で、期待に胸膨らませ読みました。今回も一気読みに近いペースで読み終えました。人材派遣まで手を拡げたヒューマン・リアクト社、良く考えればリストラされた人材を求められている会社に派遣できたら、一石二鳥であるのは間違いない。締めの人にやさしくがまさにそのテーマで、彼女である陽子の会社の人材派遣に繋がる。サブタイトル通り、村上の心底には優しさが見える。本のタイトルの借金取りの王子では泣かされてしまいました。

  • 修一郎 さん

    前作に比べ、サラリーマンリストラ物語色が薄まり、消費者金融や生命保険といった仕事の裏側をリアリティーありありで描く業界紹介小説に変貌しました。第1作のようなムダなエロシーンもなくなったし、リストラ面接受ける側の人たちがキャラが立っていてこっちのほうが断然面白いですわ。ヤンキーねぇさんがかっこいい表題作がダントツです。「あたしはね、今までに、心底生きててよかったなって思った瞬間が、二度ある」うん、良かった…マイランキング1)借金取りの王子2)女難の相3)二億円の女4)山里の娘5)人にやさしく 3作目へ。

  • utinopoti27 さん

    リストラ請負人村上真介シリーズ第2弾。ともすると重苦しい流れになってしまいがちのテーマなのに、読みやすく、爽やかな読後感が得られる作品に仕上がっています。これは、ハードボイルド作家の垣根さんだからこそ描ける人間模様が、本作のテーマにフィットしているということなのでしょう。誠実で勤勉なゆえに、課せられたノルマに潰されそうな男と、不良少女だった元女性上司のラブロマンスを描く表題作「借金取りの王子」はマジで泣けます。もちろん、その他の話も味わい深く、まさに作者の人間愛が透けて見えるかのよう。おススメの一冊です。

  • KAZOO さん

    私は第1作よりもこちらのほうがあまり絡みがないせいかすっきりと読むことができました。どちらかというと主人公に面談されるリストラ候補者の人生をめぐる物語のようで別の意味から連作ということができるのでしょう。私は表題作が非常に良くて電車の中で読んで危うくうるっときてしまいました。それにしても筆者は各業界のことをよく勉強していると感じました。

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人物・団体紹介

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垣根涼介

1966年、長崎県生まれ。筑波大学卒。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年、『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初のトリプル受賞に輝き、05年には『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年に

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