肉小説集 角川文庫

坂木司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041055748
ISBN 10 : 4041055741
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

ダメなところに味がある!おいしくてくせになる、絶品「肉」小説。

凡庸を嫌い、「上品」を好むデザイナーの僕。正反対な婚約者には、さらに強烈な父親がいて――。(「アメリカ人の王様」)不器用でままならない人生の瞬間を、肉の部位とそれぞれの料理で彩った傑作短編集。

【著者紹介】
坂木司 : 1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で“覆面作家”としてデビュー。13年『和菓子のアン』で第2回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 馨 さん

    初読み作家さんの豚肉絡みの短編集。肉にまつわる小説って私にはとても新しい感じで良かったです。主人公が全員男というのも良かったです。学生、社会人等年齢も様々の主人公の心情を巧く書いていて違和感がないと思いました。1作目『武闘派の爪先』はあんまり好きな感じではなかったですが他の作品はどれも良かったです。『アメリカ人の王様』は不覚にも泣きそうでした。肉の脂身の表現が巧くて、胃もたれするかと思いました。

  • ゆのん さん

    私は美味しそうな食べ物が出る本が大好きなので本作も文庫化を待っていたのだが(「和菓子のアン」だってすごく美味しそう)読んでビックリ!6つの短編になっているのだがどの料理も「まずそう」。好きだったモノまで「うわぁ。食べたくない〜」となる。そしてもう一つ。主人公が全て「男性」女性の立場で読んでも面白かった。特に「アメリカ人の王様」「肩の荷(+9)」はとても面白かった。「ほんの一部」はちょっと苦手。しかし、よくここまでまずそうに書いたなぁとある意味感心してしまった。

  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆19050 @当方、レバと豚足は苦手〜!Aやはり西方面の人には東側の料理は色も味も濃いのかな?Bん?花の名前の肉?なんだろ?馬の桜肉か?あらら、豚バラ肉だとぉ!薔薇というより馬鹿だ。。Cゴムみたいな肉も好き!温かいいい話だ〜D●豚ヒレ肉、豚にも魚同様ヒレがある!わけないか〜●丁寧語は『お』を付けるが、丁寧じゃなくても「ご飯、かわり」とは言わない。やはり「ご飯、おかわり!」だ。●かやくご飯は爆発するのか。●早起きはサーモンの得だって。あはは。E生ハムから凄い話になりました。※特にBCが好みでした。

  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    表紙のイラストに惹かれて手にとりました。 美味しい肉料理が満載のグルメ小説を想像していたが、良い意味で裏切られました。肉料理を絶賛しているだけでなく、嫌いな人の視点も描かれていて確かにと納得。肉を話題にしているが、あくまでもサイドディッシュで 描かれているのは人間。美味しくいただきました。【カドフェス 2018】

  • りゅう☆ さん

    豚足美味しいのに、まぁ確かにビジュアルで「ザ・爪先」と言われればそうなんだけど…『武闘派の爪先』/義父(予定)と食べたトンカツ屋での切れ目から勢いよく湯気の上がるロースカツ、私もたくさんはいらないし、王子様と一緒で薄味がいいです『アメリカ人の王様』/箸でホロホロ崩れ、半熟卵の黄身がとろーってなる角煮丼は保存容器のまま食べちゃダメだけど、母の作る豚バラ炒めも美味しそう『君の好きなバラ』/確かに時々ゴムみたいに噛み切れないホルモンあるある。肩肉って一番運動量多いから硬くて筋が多くてでも煮込むと柔らかくなって→

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坂木司

1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で“覆面作家”としてデビュー。同作に始まる「ひきこもり探偵」シリーズが人気を博す。13年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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