Mother 1 河出文庫

坂元裕二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309413310
ISBN 10 : 4309413315
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
324p;15

内容詳細

「あなたは捨てられたんじゃない。あなたが捨てるの」室蘭で小学校の教師をしている奈緒は、母とその恋人から虐待を受ける一年生の怜南を誘拐し、継美と名付けて、彼女の本物の母親になろうと決意する。怜南を溺れ死んだかのように偽装し逃亡する二人を待つ運命とは?伝説のドラマ、遂に初の書籍化。書き下ろしのあとがきを収録。

【著者紹介】
坂元裕二 : 脚本家。主な作品に、日本テレビ系「Mother」(第19回橋田賞)「Woman」(日本民間放送連盟賞最優秀)、フジテレビ系「東京ラブストーリー」「わたしたちの教科書」(第26回向田邦子賞)「それでも、生きてゆく」(芸術選奨新人賞)「最高の離婚」(日本民間放送連盟最優秀)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • lotta7 さん

    『Mother』伝説のドラマの書籍版です。 登場人物のセリフの他に状況説明もされているので、ドラマのシーンが蘇る。ドラマを観ていなくでも、心が揺さぶられると思う。この著者はドラマ『woman』『わたしたちの教科書』の脚本も書いていた事を、今知りました。いずれも名作だと思う。

  • たまみ さん

    母親になることは簡単のように見えて難しいこと。奈緒、仁美、葉菜、籐子、芽衣…女性という同じ生き物だが、理由があり子どもを手放したり、血の繋がりがない子を我が子のように育てようとしたり、これから生まれる生命に戸惑っていたりと登場人物を見ていていかに難しいことと感じる。ドラマを断片的にしか見てないため、今後の話が分からないが彼女らが何に苦しみ、今後どういった決断にいたるのかとても気になる。

  • りおりお さん

    文字だけでも泣ける。 奈緒と継美が徐々に心を通わせていく感じ好き。 うっかりさんも好き。 何より幸せになって欲しい。みんなに。

  • 桧山 さん

    ドラマから入った者です。実母の「嘘吐きでも信じるのが味方よ」この言葉が頭から離れられず購入。噛み締める様に頁を一枚一枚捲りました。母親という存在を明確に捉え切れない自分にとって、この作品が親とは何かを教えてくれた作品だと思います。肉体を交え受精が成功し親になる。とても簡単に見えて簡単ではない。自分に親になる資格があるのかどうか、何度も考えさせられました。子は親を成長させてくれると耳にしますが、ある程度自分の成長があってからでなくては子供は育てられない。無償の愛を捧げてくれる子供だからこそ大人でいなくては。

  • hash さん

    ◎(「わたしが一番嫌いな花です」この本書店に全然ないねぇ)

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人物・団体紹介

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坂元裕二

1967年、大阪府出身。脚本家。1987年第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を19歳で受賞しデビュー。以降、数多くのテレビドラマを手掛け、「わたしたちの教科書」(フジテレビ)で第26回向田邦子賞、「Mother」(日本テレビ)で第19回橋田賞、「Woman」(日本テレビ)で日本民間放送連盟賞最優秀、

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