子どもたちは狼のように吠える 2 ハヤカワ文庫JA

地本草子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150312411
ISBN 10 : 4150312419
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
299p;16

内容詳細

世界最悪の犯罪地帯、日本領サハリン。四年前の事件をきっかけに“犬”セナと“狼”ニカは、未成年の犯罪組織ПИОНЕРを立ち上げた。警察、マフィア、そしてヤクザ―汚穢に塗れた大人たち全てに銃火と暴力で宣戦した彼らは、やがて島最北端の都市オハを支配下に置く規模に急成長する。しかし、いくら傷つけても殺しても、咆哮する子どもたちの未来は見えそうもなかった…。ティーンエイジ・ノワール、業苦の終局。

【著者紹介】
地本草子 : 1986年生まれ。『黒猫の水曜日』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Lumi さん

    セナと二力が19歳になってからの話。2人は未成年の犯罪組織ピネオールを立ち上げる。 生きるために多くの人が犠牲になる世界。 生きるために人を殺す世界。小説だけど、読者の都合のいい展開にはならず、残酷で厳しい場面が次々とやってくる。 大人の理不尽さが分かる。すごく共感しながら読んだ。 私が大人の理不尽さを強く確信したのは高校のとき。 誰もが子供だったはずなのに、いつの間に子供の心を忘れるのか。社会に適合して生きていく為に、いつの間にか大人になってしまうのか、諦めてなるのか、望んでなるのか。

  • 木賊 さん

    1巻から4年後、2人は子供だけの犯罪組織ピオネールを率いていた。登場人物皆が皆、殺ったら殺り返すを繰り返して次々に死んでいく。ネバーランドを夢見ながら、大人になる前に「兄弟」の絆を抱えて散る事こそ、この物語の良さなのだろう。救いのない結末だが嫌いじゃない。

  • ettyan えっちゃん さん

    この夏。熱狂的に読み終えた1巻の続きで最終巻。最後まで熱く,冷たく,冷酷で残酷で。何ともかっこいい。そう,かっこいい。武器がかっこいい。男の死に様がかっこいい。それにつきる。今作はBL味はちょいと控えめだけど,ラスト付近にちらちらくるね。でも,そんなこと気にならないかっこよさ。続編がないのはわかりますが,もう,この手のかっこいい本は読めませんか。まだ何か出ますか?

  • 紅羽 さん

    舞台は前巻から四年後へ。セナとニカは共に19歳となり、未成年による犯罪組織を束ねるまでに変貌を遂げていた。復讐は成したけれど、それで何かを得る事もなく静かに消えていくだけの儚い存在。何となく予想していた結末だっただけに、読了後は何やらポッカリ穴が空いたような不思議な余韻に包まれました。苦手な要素は多かったけれど強く惹かれてしまう。最終的には読んで良かったと思える作品でした。

  • グリンタ さん

    ノワール。作家からは想像もしていなかったボーイズグロエロ。表紙絵のおかげであまり気持ち悪くは感じない。そして綺麗に終わる。何ともいえない感情を残すノワール感たっぷりでした。

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地本草子

1986年生まれ。『黒猫の水曜日』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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