土居伸光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334927622
ISBN 10 : 4334927629
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
194p;20

商品説明

親友の葬儀に参列したとき、神田は、親友の次女・瞳からメールアドレスを教えてくれと言われた。後日、彼女からメールが届く。遠路、東京から福岡への参列の御礼などの後に、神田が葬儀の間中つねに微笑みを絶やさなかった、棺の中の父の顔を覗き込むときにはその微笑みはいっそう深くなった、その微笑みの意味を教えてくださいと書かれたものだった。そして、彼女はその微笑みに救われたとも書いてきた。神田は返信する。「なぜ僕が微笑んでいたか、それは七年前に妻の知美を亡くしたことと大きくかかわっている、死と微笑み、この対極にあるものをどう繋ぎ合わせて説明すればいいのか少し時間をください」と。微笑みのことを説明するにはあのことを話すしかない、だが神田は、いままで子どもたちを含め何人かに話したことがあったがだれもまともに取り合ってはくれなかった。瞳の興味は尽きなかった。葬儀の場で神田を微笑ませたものを取り敢えず「それ」と表現し、妻の四十九日の法要が済んだ頃に初めてやってきた「それ」から語り始める。「それ」を通して世の中には「本当の苦しみ」と「本当ではない苦しみ」のあることを知り、四つの「心のフィルター」を手に入れたことによって、生きるのが楽になったという体験が分かり易く丁寧に綴られていく。  どんなことがあっても揺さぶられない心を持つ生き方を描く、最強の精神実用小説。

内容詳細

友だちの次女から、父の葬儀の間中なぜ微笑みを絶やさなかったのかと訊かれた男。彼は、妻を亡くしたのちに身に起きたことを明かし、生きるのが楽になったと語る。男が手に入れたと言う、四つの、「心のフィルター」とは。

【著者紹介】
土居伸光 : 1947年大阪府生まれ。関西学院大学商学部卒業。田崎真珠を経て、90年独立。「意識の転換」をテーマに企業などで講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ブルームーン さん

    どちらかというと自己啓発本のような感じ。言いたいことは分かるけど、なかなかそこまで達観できないかもしれない。これで死様シリーズ読了。

  • kumako さん

    より善く生きるための啓発本(心理学や哲学、宗教本)の、凡人にも理解・実行できそうな部分を集めて小説化にしたような感じでした。主人公の主張に目新しさは無いものの、考えを行動に移すのは精神力が必要なので、時々このお話を読んで善く生きる術を思い出すのは良いと思いました。

  • Hisasi Hasida さん

    確かにえぇ事書いてくれてるんやけど、少々まわりくどいし説教くさいぞ !! って、思ったお話 。。。

  • ムーミン さん

    「心は、自分の考えたことを、行動に移すことで鍛えられていく」P.111「思いと行動を一致させる努力の積み重ねによって、心は育っていく」P.112

  • 黒木 素弓 さん

    自分の中にある“本当の苦しみ”をみつめ、“本当でない苦しみ”と区別することができたら、生きるのが楽になる…自分は何におびえてるの?自分を客観的に見つめ、苦しみの元を見つけることにより、苦しみを乗り越えて喜びに変えることができるのです。苦しみは必然です。避けて通ろうとせず、感謝しつつ立ち向かって成長していきたいと思えるような小説でした。

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土居伸光

1947年大阪府生まれ。関西学院大学商学部卒業。田崎真珠を経て、90年独立。「意識の転換」をテーマに企業などで講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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