改正児童ポルノ禁止法を考える

園田寿

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784535520578
ISBN 10 : 4535520577
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
196p;22

内容詳細

2014年6月18日に成立した改正児童ポルノ禁止法の主要論点を解説・検討する。

目次 : 第1部 総論(児童ポルノ禁止法の成立と改正/ 判例から見た児童ポルノ禁止法)/ 第2部 単純所持規制についての検討(単純所持規制の憲法上の論点/ 所持規制の刑法上の論点/ 児童ポルノ単純所持規制についての検討―刑事実務の観点から/ 条例による児童ポルノ単純所持規制の試みが残した教訓)/ 第3部 創作物規制についての検討(児童ポルノ規制への根拠―危害・不快・自己決定)/ 第4部 比較法的検討(児童ポルノ規制に対する国際条約及び外国法制に対する正しい理解/ 性的空想に法的制限を設けるべきか?―アメリカにおける歴史的、法的及び政治的な視点/ アメリカとカナダにおける単純所持規制の動向―法令と判例の展開/ ドイツにおける児童ポルノ規制―単純所持規制を中心に)

【著者紹介】
園田寿 : 甲南大学教授

曽我部真裕 : 京都大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Koning さん

    単純所持を盛り込んだ改正児ポ法に関する法律家達の論文集。まぁ、例の違法ダウンロードの問題と合わせて恣意的な運用をされるととんでもない凶器になるというのは間違いなさそうでその辺も含めて今後も議論され続けるべきだろうとは思うが、実在児童への被害を防げないような運用になってしまうと本末転倒どころではないので。海外の同様の法律に関してはもはや本末転倒の世界に突入しちゃってる議論すらあるようでそういうのを見て海外はどーのだから的な売り込みはダメすぎるという感想はまた深まったり。

  • kenitirokikuti さん

    2014年の改正に対する本。おおざっぱに目を通した。欧州では、国によっては未成年との性器的結合が刑法に触れない場合があるため、EU全体では特に児童買春・ポルノについて犯罪とする必要が生じたようす。ただ、欧州その他では児童ポルノについては猥褻物規制の区分であり、児童買春の法とは別に立っているそうな。日本の場合、児童買春と児童ポルノについてひとまとめして法で扱っているため、よくないそうである。

  • 抹茶ケーキ さん

    児ポ法改正について法学者や実務家が論じる本。論点はおおむね単純所持規制の正当性に集まっている。単純所持規制賛成の人は1人もおらず、その有効性や刑法の謙抑性との兼ね合いなどについて疑問が呈されている。海外からの圧力が改正の引き金になったらしく、そういう時代なんだなと思った。性犯が世界でもトップレベルに低い日本が性犯の多い西欧諸国の法制を真似る必要がどこにあるのかって書いてる人がいたけどその通りだと思った。

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