ideaink 〈アイデアインク〉04 非道に生きる

園子温

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255006772
ISBN 10 : 4255006776
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本

内容詳細

極端だから、人をひきつける。
こんなの映画じゃない。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』……性・暴力・震災など
現実に切り込む衝撃作で賛否両論を巻き起こし続け、最新作『希望の国』では日本最大のタブー、
原発問題に真っ向から挑んだ鬼才映画監督・園子温(その・しおん)。社会の暗部を容赦なく明
るみに出す刺激の強すぎる作家が「映画のような」壮絶な人生とともに、極端を貫いて道なき道
を生き抜いた先の希望を語る。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ
第4弾。画期的なブックデザインはグルーヴィジョンズ。

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「映画の中の夕日より、現実の夕日の方が大...

投稿日:2013/01/21 (月)

「映画の中の夕日より、現実の夕日の方が大切」という言葉にハッとさせられた。園子温監督の半生を綴った自伝。王様のブランチで、星野源さんがオススメしていたので気になって読んでみた本。園作品をみたことがある人もない人にもオススメです。

ameg さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • からかい上手の高木さんそっくりおじさん・寺 さん

    昨今話題の映画監督・園子温の自伝&映画論。私は映画を全くと言って良い程見ないし、映画好きの者は鼻持ちならないとさえ思っている。しかしその私が『冷たい熱帯魚』の予告編には魅入らされた(本編はまだ見てないが)。話題の人ゆえに興味本位で読み始めたこの本、気付くと夢中で読了した。特に『はじめに』にはいきなり励まされ、最終章の言葉には大いに共感させられた。良い読書だった。悩める人は是非読むべきだと思う。

  • しーふぉ さん

    社会学者の宮台真司の本を読んでいたり、美術館に行っては吸収していたり、やることがハチャメチャな割に、根底にあるのはしっかりしているのかもしれない。

  • しーふぉ さん

    映画が始まるまでの間に物販コーナーを覗いて発見した本です。吉田松陰も狂え!と言っていましたが、この人は狂ってます。何かを生み出すには他人と同じことをしては模造品しか作れない。だから、小学校の先生からは異常性欲者だと言われたり、渋谷のスクランブル交差点を東京ガガガと叫んで占拠したりする。この本を見かけたら購入することをお勧めします!

  • gtn さん

    映画作品は一本も見たことがないので、何も述べない。著者から感じたのは、偽善への嫌悪と本能の肯定。自らのアングラ作品を、直筆招待状や電話を武器に、劇場満員にさせたエピソードや、批判を恐れず、東日本大震災被災地を現場として撮影したところ、記録を残してくれたと地元の方に感謝されたこと等、共感できる箇所も多く、何もなければ素直に著者のファンになっていたところ。あの疑惑さえなければ。本書タイトルが、"偽悪"から"真実"になったのはいつからだろう。

  • 焼きそばん さん

    園子音という名前が本名であったことが一番の驚きです。幼少期から高校までの驚きのエピソードがこの本の最も盛り上がるポイントです。常識をぶっ飛ばすと過激なことを言っていますが、意外と自分に対しては冷静で計算された人であることがわかります、お金がなくても出来ることを考えて、それを実行するなど勉強になりますが、

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人物・団体紹介

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園子温

映画監督。1961年愛知県生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ

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