観ずに死ねるか!傑作絶望シネマ88

園子温

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865370355
ISBN 10 : 4865370358
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
251p;21

内容詳細

「韓国映画」「ドキュメンタリー」「青春映画」に続く大好評「観ずに死ねるか!」シリーズ第4弾!

これでもかと襲う不幸、理不尽な狂気、負の連鎖、死にまっしぐらな生き様、救われない結末−−−。本書は、男と女の、家族の、人生の、世界の“絶望”を描いた映画をクリエイター、パフォーマー、文筆家70人が個人的視点で語り尽くした1冊である。

ハッピーエンドはどこにもない。穏やかな時間も、心からの笑顔もない。しかし、世の中が絶望で出来ているのもまた事実。

「誰も知らない」「炎628」「ファニーゲーム」「レスラー」等、悲劇と戦慄と破滅と哀切と狂気に満ち満ちた傑作88本。

これを観ずに死ねるか !

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読書メーターレビュー

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  • ROOM 237 さん

    10年程前にキム.ギドク監督の映画がきっかけで韓国ノワールにハマり、2015年に出てすぐ買った本。以来どんどんレベルが上がり面白さが増す韓国映画にのめり込んでおりますが、本書は壮大な東欧戦争映画からニッチなインディ邦画まで様々な絶望映画を俳優や作家がセレクト。渡辺文樹監督「ザザンボ」なんてニッチ過ぎるし、新藤兼人監督「絞殺」やポン.ジュノ監督「殺人の追憶」など絶望映画が延々と…読んでると元気も生きる気力も無くす怖い本。もう後味悪過ぎて二度と観たくない映画ってあるけど、なんでまた観たくなるん?

  • 梟をめぐる読書 さん

    総勢70名の識者/映画関係者らが極私的な視点から綴った、トラウマ必至の「絶望」シネマ論。『セブン』や『レクイエム・フォー・ドリーム』など定番ムービーを押さえつつ韓国映画や未DVD化作品も取り混ぜた、挑戦的なラインナップになっている。実人生の体験談も交えつつ語られる映画評は読んでいて気恥ずかしくもなるものだが、自らが絶望の淵に立たされたとき、世界が善のエネルギーだけで充ちていないことを直視し、与えられた不条理な運命と対峙するためにも、「絶望シネマ」の経験を積んでおくことは重要だろう。

  • 白黒豆黄昏ぞんび さん

    一度観ただけで一生忘れられないような映画がある。それはもはや哲学であり、人生を左右する力を持つ。ご都合主義のエンターテイメント映画からは絶対に得られないなにかを求めて。

  • こすもす さん

    観終わった後気持ちがあったかくなったり元気になる映画とは真逆の映画70本。 観た映画を数えたら10本程度しかなかった。あまりに残酷で救いようのない映画は昔から観ないようにしていた結果なのだと思う。 でも、10本観た映画はどれもこれも重量級な映画ばかり。その中でも生涯忘れられない映画は「ジョニーは戦場へ行った」だ。観たのは20歳前後だったが数日映画に囚われて暗い気持ちで過ごしたことを覚えている。人間の本質をとらえている映画ばかり70本、気軽に観ようとしたら心に火傷を負う事必死。

  • 4fdo4 さん

    表紙のインパクトがありすぎて、部屋のどこに置くか考えてしまう。 そして同じく表紙に書いてあるがコメントを寄せている70人が個性的。 私はそれほど沢山映画を見ないのだが、本著で「見てみたいな」と感じたのが 「ペパーミント・キャンディ」(1999韓国) うーむ。思い立ったが近所のTSUTAYAには置いて無く断念。 「シークレット・サンシャイン」(2007韓国)をオンデマンドで観る。 うーむ。日曜の昼下がりがドンヨリしたぜ。うーむ。

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人物・団体紹介

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園子温

映画監督。1961年愛知県生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ

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