基本情報
内容詳細
父親から懺悔を強要される優等生のユウは、毎日「罪作り」に励んでいた。それは次第にエスカレートし、やがて彼は“盗撮のカリスマ”になっていた。運命の女性・ヨーコと出会ったユウは、生まれて初めて恋に落ちる。が、ヨーコには、謎のカルト教団の魔の手が近づいていた。ユウは必死でヨーコを救おうと試みるが、盗撮の件がばれて徹底的に拒まれる。やがて、ユウの真っ直ぐなヨーコへの愛情は、予想を裏切るクライマックスをたぐり寄せる…。衝撃作を発表し続ける園子温が、ヨーコ役に新進気鋭の女優・満島ひかりを起用し、映画界に殴リ込みをかける快進撃の発端となった映画の原作小説。
【著者紹介】
園子温 : 映画監督。『愛のむきだし』(09年)で第五九回ベルリン映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞をダブル受賞。『冷たい熱帯魚』(11年)、『恋の罪』(同年)は世界各国の映画祭に正式出品される。最新作『ヒミズ』では第六八回ヴェネチア国際映画祭にて主演二人が日本人初の最優秀新人俳優賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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コットン さん
読了日:2019/01/19
美雀(みすず) さん
読了日:2014/05/29
つきみ さん
読了日:2012/10/04
Masaaki Kaneda さん
読了日:2017/04/29
ki_se_ki さん
読了日:2013/12/23
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人物・団体紹介
園子温
映画監督。1961年愛知県生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ
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