愛のむきだし 小学館文庫

園子温

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094086805
ISBN 10 : 4094086803
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
追加情報
:
298p 15cm(A6)

内容詳細

父親から懺悔を強要される優等生のユウは、毎日「罪作り」に励んでいた。それは次第にエスカレートし、やがて彼は“盗撮のカリスマ”になっていた。運命の女性・ヨーコと出会ったユウは、生まれて初めて恋に落ちる。が、ヨーコには、謎のカルト教団の魔の手が近づいていた。ユウは必死でヨーコを救おうと試みるが、盗撮の件がばれて徹底的に拒まれる。やがて、ユウの真っ直ぐなヨーコへの愛情は、予想を裏切るクライマックスをたぐり寄せる…。衝撃作を発表し続ける園子温が、ヨーコ役に新進気鋭の女優・満島ひかりを起用し、映画界に殴リ込みをかける快進撃の発端となった映画の原作小説。

【著者紹介】
園子温 : 映画監督。『愛のむきだし』(09年)で第五九回ベルリン映画祭カリガリ賞、国際批評家連盟賞をダブル受賞。『冷たい熱帯魚』(11年)、『恋の罪』(同年)は世界各国の映画祭に正式出品される。最新作『ヒミズ』では第六八回ヴェネチア国際映画祭にて主演二人が日本人初の最優秀新人俳優賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • コットン さん

    神父となった父に懺悔するために女性のコカンを盗撮するヘンタイのぼくは小学生で父子家庭となった父と子の異常な愛の形でもあった。そこに神父に結婚を迫る女性が現れたり、新興宗教が絡んだりと…。全体がからっとした感じなのでスイスイ読める。あと、柳谷志有さんの本文デザインも軽めの仕上がりなのが良い。

  • 美雀(みすず) さん

    映画の原作本。驚いたのは約300頁を約4時間の映画に収めた事です。映画はまだ観てませんが、かなり丁寧に製作されている事でしょう。でも、すぐに観たいなぁとは思わないです。その理由は頁数のわりにはあまり読み進めなかった、字も結構大きいのになぁと不思議に思います。好き嫌いがはっきりする映画なのかな?やっぱり映画を観なければ分からないと思います。いつか観ます。

  • つきみ さん

    正直なところ、良く意味がわかりませんでした。文体は読みやすく、さらりと読めますが、深いところまでたどり着けず残念。映画の方が評判が良いみたいなので、機会があれば観てみようかと思います。

  • Masaaki Kaneda さん

    決して面白くないわけではないが園子温さんは映画監督なんやなと実感しました GW中にでも映画見てみようかな

  • ki_se_ki さん

    実はこの本は読んでいない。映画を観たのだ。全編およそ4時間に及ぶ超大作。あらすじはネット上のいろいろな場所で書かれているので、そちらを参考に。主役の二人、満島ひかりと西島隆弘の演技がキレキレ。人が人に対して自分をさらけ出すためには、素直になるためには、優しくなるためには、これだけの、長い長いdark-ageと、強い強いパワーが必要だったのだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

園子温

映画監督。1961年愛知県生まれ。17歳で詩人デビューし、「ジーパンをはいた朔太郎」と呼ばれ注目される。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。以後、『自転車吐息』『自殺サークル』『紀子の食卓』など旺盛に作品を制作し、世界でも高い評価を得る。『愛のむきだし』で第59回ベルリン国際映画祭カリガリ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品