死香探偵 尊き死たちは気高く香る 中公文庫

喜多喜久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122065086
ISBN 10 : 4122065089
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
344p;16

内容詳細

特殊清掃員として働く桜庭潤平は、死者の放つ香りを他の匂いに変換する特殊体質になり困っていた。そんな時に出会ったのは、颯爽と白衣を翻し現場に現れたイケメン准教授・風間由人。分析フェチの彼に体質を見抜かれ、強引に助手にスカウトされた潤平は、未解決の殺人現場に連れ出されることになり!?

【著者紹介】
喜多喜久 : 1979年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、2011年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    死香を嗅ぎ取る能力を得てしまった桜庭くんの悲劇を描いた喜劇。死香から犯人究明に近づく事が出来るその代償(?)に、食べ物のニオイが受け付けなくなると言う設定。今後も同じペースだろうか?一冊に付き4品目以上ずつ苦手になって行くじゃん?あと少なくとも3冊残っておりますが( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。死香を指紋同様の証拠能力に成る様、自身の研究で確立したいとする風間さん。無駄が嫌いで、淡々としてクール。なのに最後、桜庭くんと30年契約を漕ぎ着け「やったぞー」って、かわええやん。無邪気かよ。モルモットゲットだね。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    連作短編集。探偵役は風間でしょうが探偵は出てもないのにこのタイトル?。こんな特殊体質で食べられるものが減っていって、シリーズ化したらどうなっていくんだろう?。

  • takaC さん

    化学探偵風でもあるが、あんまり科学的ではない。シリーズ化されるなら追っかけるけどね。

  • ハゲおやじ さん

    お気に入りの作家の新作という事で読了。長編じゃなくて4話なので ちょろちょろ読んで行く私には合っていた。特殊体質の潤平は今までに無いタイプ(性別不明の容姿って イマイチ想像出来なかったけどね)だけど 分析フェチのイケメン風間准教授とのコンビは よくある感じ(って Mr.キュリーに似てるかなぁ)。しかし、二人の関係は 微妙。もしかして、そっち系の話になるの?と不安になる。そっち系は、私はダメだから…。毎回 刑事?が変わるのは 作者が手探りなのか? 次作(出るならね)に期待してみようっと。

  • なな さん

    Mr.キュリーで初めて喜多さんを知り、どハマりしたので、こちらも気になり手に取りました。期待を裏切らず、またお気に入りのシリーズが増えました。予備知識なしで読み始めたので、表紙イラストを見た時、潤平を女性だと思っていました。男性同士のバディものでBL要素はあまり感じずに楽しめました。死香により食べらないものが増えていく潤平が不憫でなりません。続編に進みます。

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喜多喜久

1979年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、2011年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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