ロシア革命 ペトログラード1917年2月

和田春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861826726
ISBN 10 : 4861826721
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
581p;20

内容詳細

世界戦争の時代に抗した“魂にふれる革命”。新資料・新構想によって初めてその全貌を明らかにする。和田ロシア史学のライフワーク遂に完成!

目次 : 序章 世界戦争に抗する革命―ロシア革命・ペトログラード1917年2月/ 第1章 ロシア帝国と世界戦争/ 第2章 革命の序幕/ 第3章 首都ペトログラードの民衆/ 第4章 首都の民主党派/ 第5章 首都の革命/ 第6章 国会臨時委員会とソヴィエト/ 第7章 二つの革命―さまざまな路線/ 第8章 軍部と皇帝/ 第9章 臨時政府の成立と帝政の廃止/ 第10章 革命勝利の日々/ あとがきにかえて 私は二月革命をどのように研究してきたか

【著者紹介】
和田春樹 : 1938年、大阪生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学社会科学研究所教授、所長を経て、東京大学名誉教授、東北大学東北アジア研究センター・フェロー。専攻は、ロシア・ソ連史、現代朝鮮研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • BLACK無糖好き さん

    第一次世界大戦勃発からロシアの二月革命による臨時政府の成立と帝政の廃止までの詳細なドキュメント。革命前のロシアの国内状況がいかに切迫していたかを丹念に描き、帝政の終焉に至る過程がさらに細かく臨場感を伴いながら叙述される。各民主党派、社会主義党派の説明や革命年表、巻末の人物解説等も充実しており、完成度の高い作品に仕上がっている。このあたりさすがにロシア研究者の大御所といったところ。著者あとがきで、「・・生涯最後の本の一冊・・」とのくだりがある。これまでの研究の集大成との意味もあるのだろうか。

  • おおとろ さん

    ☆☆☆☆

  • 無識者 さん

    従来というよりボリシェヴィキ等による歴史観では十月革命=共産主義革命の前段階としての二月革命であるが、十月革命≠共産主義革命ととらえることで、二月革命は第一次世界大戦の中で目的になされた革命の発端で、十月革命によりその意図が完成したととらえられる。その意味では二月革命は根元的な革命であった。その根元を探ろうとしてかかれた本のように思われる。

  • Tomozuki Kibe さん

    著者は社会主義国研究の泰斗。なんと齢80にしてこの大著。まずそこにおそれいる。しかもその内容は学生時代の「二月革命の意義」の再研究。原点回帰だ。「ロシア革命の根源である二月革命は諸左翼勢力の行動の結露だが、このときにはボリシェヴィキは大したことしてない」ことの再確認であり、その分二月革命の前夜に3分の2の頁数を割く。つまり彼の学生時代はソ連共産党(旧ボリ)が「ロシア革命は全部ボリの功績」と宣伝してたのだろう。そしてこの段階では連合国が望んだような共和政で落ち着けたかもしれない。レーニンが帰国してなければ…

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