田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学

向谷匡史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575311143
ISBN 10 : 4575311146
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
221p;18

内容詳細

ここ数年、その実行力や人心掌握術などが再注目されている田中角栄元首相。本書では「金権政治の権化」などと揶揄される一方で、カネを最大限に生かして、相手の心をつかみ、ライバルさえも動かす、「角栄流」金銭哲学にスポットライトを当てる。カネとは切っても切れない縁のビジネスパーソン誰もが納得する、必須教養となる一書。

目次 : 序章 角栄流「金銭哲学」とは何か(カネは努力で稼ぎ、度胸でつかう/ 借りたカネは忘れるな。貸したカネは忘れろ ほか)/ 第1章 カネで「相手の心をつかみ取る」(相手のプライドを傷つけないカネの渡し方/ 「ヘビの生殺し」は絶対にしない ほか)/ 第2章 カネで「人を引き寄せる」(もらった人に負担をかけないカネの渡し方/ 「チップ」は儀礼的に渡さない ほか)/ 第3章 カネで「人を意のままに操る」(カネを渡すときの“殺し文句”/ 相手の心を揺さぶる「身ゼニ」の切り方 ほか)/ 第4章 カネで「器量を見せる」(パーティーでの見事な人心収攬術/ 角栄の金銭哲学はなぜ泥臭くないのか ほか)

【著者紹介】
向谷匡史 : 1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者などを経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶。日本空手道「昇空館」館長。保護司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん さん

    ヤクザ式で有名な向谷さんの角栄本。どんな世界でもそうですが、恩着せがましくなく自然に振る舞える人が上に登っていくんだなと感心しました。さりげない恩着せがましくない気遣いで敵を減らしていくのが大事な様です。

  • Kaz さん

    その人を知るには、時間と言葉とおカネの使い方を見ることだと思っているが、本書の内容が真実なのであれば善悪はともかく人の心を掴むおカネの使い方をしている。人としての価値は、使えるおカネの多寡ではなく、使い方の美醜に現れる。特に相手のプライドを壊さずにおカネを渡すことができるかどうかがポイント。そこに角栄氏の魅力や気配りの深さ、人間の器量の大きさが表れている。日本の憲政史上最もインパクトが強い政治家であろう田中角栄の実像が「おカネの使い方」という切り口から見えてくる

  • かず さん

    郷土の偉人ですが、漸く関連本を読みました。党人派・官僚派という区別で政治家の好みを選択すれば、公務員である自分としては、官僚派議員の方に関心が向くのは当然かな、と。しかし、本書を読んで、印象が変わりました(作者の意図に乗せられた、というべきでしょうか。)「金銭哲学」とあるとおり、角栄さんのお金の使い方を通して、生き方を学ぶ本です。角栄さん、正に論語を体現した人だったように思います。行動の源には、仁、敬、信が通低していたのだ、と思いました。私も、それを徹底できる人になるのが、今年のテーマです。頑張ろう‼️

  • k5b81998 さん

    カネに苦しんできたからこそ、カネに最も執着した政治家が彼ではないか。カネを抜きにしても、彼の人心掌握術は長けている。カネの使い方、出し方は分かったが、どこから入って来ているのかは最後まで分からなかった。

  • 読書のお兄さん さん

    奥さんが買った本で、無造作に机の上に置かれたままホコリをかぶっていたので読んでみた。金という一つの視点から、田中角栄の人物伝や武勇伝が語られて、面白くさっくり読める本だった。今まで田中角栄については、単純に金をバラまく人というイメージしか持っていなかった。しかしこれを読むと田中角栄がいかに人に対する情が深く、度量が大きく、気配りの行き届いた人であったかが分かる。使ってください、役立ててくださいと、頭を下げて金を渡す。偉ぶったところの無い田中角栄に感銘を受けた。もっと知りたい人物だ。

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向谷匡史

1950年、広島県呉市出身。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者などを経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶。日本空手道「昇空館」館長。保護司。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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