字のないはがき

向田邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784097268482
ISBN 10 : 4097268481
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;28

内容詳細

何度読んでも泣けてしまう…。教科書にものっている名エッセイが絵本になりました。向田邦子さん作品のなかでも、とりわけ愛され続ける名作「字のない葉書」は、戦争中の向田さん一家のちいさな妹と、いつもはこわいけれど愛情の深いお父さんのエピソードを綴った感動の実話。お子さまとぜひ語り合ってください。

【著者紹介】
向田邦子 : 1929年生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。テレビ番組「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」など数多くの脚本を執筆する。’80年直木賞受賞。自身の家族を題材にした珠玉のエッセイに今なお惹かれる読者が多い。’81年8月22日、飛行機事故で死去

角田光代 : 1967年生まれ。小説家。’90年デビュー作『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞受賞。『キッドナップ・ツアー』で’99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、’03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞、’06年『ロック母』で川端康成文学賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞ほか受賞多数

西加奈子 : 1977年生まれ。小説家。イラン・テヘラン生まれ。エジプト・カイロ、大阪府育ち。’04年『あおい』でデビュー。’05年『さくら』、’06年『きいろいゾウ』発表、ベストセラーに。’15年『サラバ!』で直木賞を受賞。自著の装丁や個展開催など、独特の色彩、トリミングで描く絵にも評価が高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro さん

    原作/向田邦子× 文/角田光代× 絵/西 加奈子という豪華な組み合わせの絵本です。戦争、疎開といった悲惨な時代の感動作、派手さはありませんが、後世に戦争の記憶を繋げたい作品でした。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09726848 https://shogakukan.tameshiyo.me/9784097268482 5月は、本書で読了です。

  • zero1 さん

    戦争は弱い者を容赦なく襲う。空襲から逃れるため、疎開した幼い妹は字が書けない。そこでハガキに〇を書いて毎日出すことに。最初はハガキいっぱいに書かれていた〇がだんだんと小さくなる。そしてハガキも来なくなった。人は言葉を使うが、使えない場合はどうする?【便りが無いのはピンチの証拠】読んでいてユゴーによる【世界一短い手紙】を思い出した(後述)。「阿修羅のごとく」の向田、「対岸の彼女」の角田、「サラバ!」の西という三人の直木賞作家による奇跡のトリオ!特に絵を担当した西を評価したい。レビュー141件とは少なすぎる!

  • 馨 さん

    戦時中の学童疎開の話。元気な日はハガキに丸を書いてポストに入れなさいと、まだ字が書けない妹がハガキを送る。この話、どこかで聞いたことがありました。学校の授業で習ったのだろうか?戦争で幼い子供たちが親とも離れないといけないなんて辛すぎる。再会した時のシーンも切ない。でも生きていてくれて良かったです。

  • mint☆ さん

    原作・向田邦子さん。文・角田光代さん。絵・西加奈子さんの絵本。テレビで紹介されていて気になっていました。戦争が激しくなり一番小さな妹まで疎開しなければならなくなった。まだ小さくて字の書けない妹に、お父さんが沢山の葉書をもたせる。元気な日は葉書に○を書いてポストに入れなさい。始めは大きな○を書いて送られてくるが次第に…。こんなに短い文章なのに胸がギュンと締めつけられるラスト。大人も読んで欲しい。

  • ☆よいこ さん

    父と母、自分と弟と妹が二人の6人家族。戦争で疎開することになった小さい妹に父が持たせたのはたくさんのハガキ。「げんきな日は、はがきに まるをかいて、まいにち いちまいずつ ポストにいれなさい」▽向田邦子のエッセイ『眠る盃』を原作として書かれた絵本。絵も大きく、読み聞かせ向き。▽このエピソードはぜひ知っておいて欲しい。読み聞かせする。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

向田邦子

1929(昭和4)年、東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。80年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、81年8月航空機事故で急逝

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品