心の荷物を手放す技術 40歳からの人生を変える

名越康文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784895001694
ISBN 10 : 4895001695
フォーマット
発行年月
2013年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
245p;19

内容詳細

人は加齢による自然過程への無知ゆえに心的な不適応に陥る。元と同じ状態に戻ることがあり得ないことを理解し受け容れるのは難しい。その困難を克服するには必読の書。当事者として経験した「問題」を提示し、臨床的な知見から実践的なアイディアを提案していくという、対話形式で展開している。

目次 : 序章 今までのやりかたじゃ、マズい?/ 第1章 心身の「変化」に気づく(自分への思い込みを手放す/ 毎日、自分の心をモニタリングする/ 体力の衰えを受け入れる/ 無自覚に受けるストレスを自覚する)/ 第2章 閉ざしていた「感覚」をひらく(世界観をアップデートしていく/ 毎日「ピンと来る」感覚を大切にする)/ 第3章 「孤独」を手放す(アイデンティティを「分散」させる/ 相談上手になろう/ 善友と付き合う/ 「居場所」を増やす/ リスペクトする力を磨く)/ 第4章 人生の「軸」を再発見する(人生に対する実感を持つ/ 自分のルーツを確認する/ いのちの循環を肯定する)

【著者紹介】
名越康文 : 精神科医。専門は思春期精神医学、精神療法。1960年、奈良県生まれ。現・大阪府立精神医療センターにて精神科緊急救急病棟の設立、責任者を経て、99年同病院を退職。臨床に携わりつつ、さまざまなメディアで活動

藤井誠二 : ノンフィクションライター。1965年、愛知県生まれ。高校時代からさまざまな社会運動に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なるみ(旧Narumi) さん

    精神科医の名越さんと、ノンフィクションライターの藤井さんの対談集。さらっと読めました。

  • Nobuko さん

    40にはまだ早いし、男性でもないので、共感できないかと思ったが、藤井氏の病との葛藤、それを快方へと導く名越先生のストンと腑に落ちる分析に刮目。こういう説明を受けられるなら、精神科への偏見も減るだろう。誰もがいつ陥るかもしれない心の病。患者と医師の本音のぶつかり合いに、回避のヒントが散りばめられていると、思う。

  • nizimasu さん

    ライターで共著者の藤井さんは45歳でパニック障害を起こしたという。そこで自分の儚さや内面に向かい合わざるを得ないのだけれど、そこでルーティンで自分の変調を知り、より快適なルーティンを生活の中にとりこんでいくという名越先生の指摘は、パニックならずとも仕事に追われる40代には耳の痛い話。そこから、仕事以外のアイデンティティというか、居場所を求めていく作業についての会話が続く。まさに治療だ。そして自己を再認識して、新しい居場所をキープするんだけど、ここでもネットソーシャルの弊害に触れているのがなるほどと思ったり

  • あんず さん

    年を取ると自分の中で理解出来、対処出来る事がふえると思っていたけど、解らない事がふえる一方で焦る日々。40代をどう生きるべきか考える機会となりました。自己啓発本みたいなのは好きではないのですが、迷う時は沢山の人の意見を知ることは大事と思いました。

  • aof さん

    最近、自分の中の興味のチャンネルの一つが大きく開いていて、なにを読んでもそこにつながってしまう。 人にゆっくり向き合ってもらって話を聞いてもらう経験が、心のセーフティーネットになる。それは自分のアイデンティティを分散させることだし、自分をひらくことだし、自分を受け止めることにつながる。 しかも、1対1じゃなくてみんなでちょっとずつ受け止めること。「ひらくー受け止める」ために、なにが必要なのかをずっと探してるんやなぁ、わたし。

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人物・団体紹介

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名越康文

近畿大学医学部卒業後、大阪府立中宮病院(現:大阪精神医療センター)にて、精神科緊急救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。「THE BIRDIC BAND」のヴォーカル・作詞/作曲者

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