吉野弘詩集 続 現代詩文庫

吉野弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784783708865
ISBN 10 : 478370886X
フォーマット
出版社
発行年月
1994年04月
日本
追加情報
:
19cm,159p

内容詳細

名作「祝婚歌」を収録した詩集『風が吹くと』ほか『北入曽』『感傷旅行』『叙景』の四詩集を収録。既刊詩集の全て、数多くの未刊詩篇を収録。主要詩論、クリティック、エッセイなどを収録。多彩な書き下し作品論、詩人論を併録。

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読書メーターレビュー

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  • Moeko Matsuda さん

    朗読の課題を探してその3。知っている作品も多かったけれど、初めて出会って、思わず何度も読み直してしまった作品もたくさんあった。こんなに綺麗に、透明に、人間の弱さを謳っている詩って、他にあまり知らない気がする。弱くていいよ、脆くていいよ。君がそうなように、僕もそうなんだよ。そう肩を叩いてもらったような気になって、思わずちょっと泣いちゃった。特に好きなのは「生命は」と「伝道」。音もなく通り過ぎたものへの感謝と慈しみを前者に、後悔とやるせなさを後者の作品に強く感じて。

  • misui さん

    「ひとは皆、同じ生き方をしている。/ただよう雪のように/落下しているのに飛翔していると信じて。」(「雪のように」) 生死の間に存在するフラジャイルなものに注ぐ視線。それがこの詩人の持ち味であって、時事や文字自体に着目した詩など、意欲的に題材の幅を広げようとしているのがわかる。あまり出来のよくないものも増えるが、憎めない人柄を感じさせつつ、やはりどこかに必ず死の暗さを前提としているところがいい。

  • sk さん

    誇大認識や無意味な晦渋さをとことん避け、生活の狭間に咲く美しい瞬間を精密な切り口で切り取っている。言葉や漢字の成り立ちに拘った遊戯的な詩も面白かった。勿論「祝婚歌」は素晴らしかった。あと、郷原宏の解説も良かった。

  • Chihoish さん

    「祝婚歌」が載っています。「黒い鞄」という作品を通勤ラッシュのポスターに載せてほしいと思いました。

  • 菊田和弘 さん

    『祝婚歌』は、特に、読むたびに心身に染み込むようです。

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人物・団体紹介

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吉野弘

1926年、山形県酒田市生まれ。詩人。帝国石油勤務、コピーライターを経て文筆業に。「櫂」同人。詩集に、『感傷旅行』(読売文学賞)、『自然渋滞』(詩歌文学館賞)など。2014年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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