やわらかい話 2 吉行淳之介対談集 講談社文芸文庫

吉行淳之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062900089
ISBN 10 : 4062900084
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,350p

内容詳細

対談の名手・吉行淳之介の自由闊達、抱腹絶倒の秀逸対談から16篇をあらたに精選。人生の機微を知る達人たちが語り合う異見、卓見。渡辺淳一と丸谷才一による吉行淳之介の艶めいたエピソード満載の新対談を収録。

目次 : ぼくは人間より面白いものはない気がする(金子光晴)/ 江戸っ子の粋と意気とで五十年(柳家三亀松)/ 艶福画伯の現代っ子お色気論(東郷青児)/ 「わたしは教祖になりたくない」(大宅壮一)/ 甲源一刀流で磨いた色道の極意(岩田専太郎)/ 恋愛を食べて生きる“三十四歳”の長老(藤原義江)/ 女房に内緒でする“浮気十八番”(秋山安三郎)/ 男は男女は女違っているから面白い(渡辺淳一)/ ポルノと現代文学(開高健)/ 女に恋愛は出来るか(池澤夏樹)/ 女の人は余韻が深いから翌朝ニタッと笑うんです(山口洋子)/ 人生はただ一度 だから半月だけさ ボクと結婚しようよ!(池内淳子)/ 聞クゾーか話スゾーか(林家木久蔵)/ 右か左か パンから時計(アダチ龍光)/ 「万婦これ小町」の境地(杉浦幸雄)/ 「男と女の銀座今昔物語」(丸谷才一)

【著者紹介】
吉行淳之介 : 1924・4・13〜1994・7・26。小説家。岡山市生まれ。新興芸術派の作家・吉行エイスケの長男。1945年、東大英文科に入学後、雑誌社で編集記者として働くうちに大学を中退、創作活動も始める。散文の処女作『薔薇販売人』から『原色の街』を経て『驟雨』で54年に芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    男性とも女性とも、「やわらかい話」を繰り広げる淳之介さん。もうここまで開き直られると、かえっていやらしくならないのが人徳というものです。すごいなぁ。

  • hirayama46 さん

    吉行淳之介の対談傑作選の2冊め。1もたいへん趣と滋味がありましたが、こちらも愉快。みんな浮き名を流しているものだな……。昭和の文化人の有り様を考えさせれます。現代では色々とまずいかな、というところにも軽快に足を踏み入れていて良いですね。掲載雑誌のせいか、わりと真面目に文学的なトークをしていた開高健と池澤夏樹は率直に興味深かったですし、やはり金子光晴は異形の存在ですね。すごいひとだ……。

  • かみのけモツレク さん

    あけすけな話だった

  • かちゅーしゃ さん

    なぜか2から読む。五十路を迎えた吉行淳之介が、還暦・古希の先輩方を相手に色話を繰り広げる。それを30年経ってから二十歳やそこらの自分が読む。これまたおかし、とりあえず淳之介カッコイイ。

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人物・団体紹介

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吉行淳之介

大正13年(1924)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和19年(1944)9月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。20年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。

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