基本情報
内容詳細
同じ時代を生き、時同じくして病に倒れた吉田簑助・山川静夫。闘病、リハビリ、励まし合いを重ね、再起した2人の友情と、改めて感ずる生きる喜び・仕事への熱き思いを綴る。ファンに送る人生の応援歌。
【著者紹介】
吉田簑助 : 昭和8年大阪市生まれ、本名平尾勝義。吉田文五郎に入門、昭和17年桐竹紋二郎を名乗る。23年桐竹紋十郎門下となる。36年三代目吉田簑助を襲名、平成6年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定、8年紫綬褒章受章、9年日本芸術院賞受賞。10年11月脳出血で倒れるも、11年7月から舞台へ復帰。当代一の立女方人形遣いとして艶やかさ、可憐さなど他の追随を許さぬ人形表現で観客を魅了している。故吉田玉男との舞台は、かずかずの名舞台をつくりあげてきた。18年フランス政府より文学芸術功労章勲一等のコマンドールを受章
山川静夫 : 昭和8年静岡市生まれ。昭和31年NHKアナウンサーとして入局。NHK特別主幹を経て、平成6年よりフリー。12年1月の脳梗塞にはじまり、心不全、腸閉塞に倒れるも奇跡的に回復し、現在はエッセイストとして執筆・講演活動のほかBS『山川静夫の新・華麗なる招待席』の司会をつとめるなど多岐にわたって活躍中。『名手名言』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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