モーツァルト その音楽と生涯 名曲のたのしみ、吉田秀和 第1巻

吉田秀和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784058002728
ISBN 10 : 4058002727
フォーマット
発行年月
2014年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

商品説明

モーツァルト その音楽と生涯 第1巻
名曲のたのしみ、吉田秀和

吉田秀和のライフワーク、NHK−FM「名曲のたのしみ」から、4年をかけてモーツァルトの全作品を解説したシリーズを書籍化。
音楽評論家、吉田秀和が40年以上にわたり解説をつとめ、多くのクラシック・ファンを育てたNHK−FM「名曲のたのしみ」。その中から、4年をかけてモーツァルトの全作品を解説したシリーズを書籍化。附属のCDには解説と音楽を抜粋して収録。西川彰一編。A5判。

【吉田秀和】
音楽評論、随筆、翻訳家。1913年9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。著作の多くは「吉田秀和全集(全24巻)」にまとめられている。また「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した。大仏次郎賞、紫綬褒章、NHK放送文化賞、朝日賞、読売文学賞、文化勲章など受賞多数。放送への出演歴も長く、特に「名曲のたのしみ」(NHK-FM)は、41年以上にわたりほぼ一人で解説を担当した。2012年5月22日、鎌倉市の自宅で逝去。

【西川彰一】
1970年、鳥取市生まれ。東京大学法学部卒業。NHKディレクター、チーフ・プロデューサーとして、「N響アワー」「クラシック倶楽部」「名曲リサイタル」等、主にクラシック音楽番組の制作に携わる

内容詳細

目次 : 【1】初期のクラヴィーア作品 1765年以前 第1回〜第5回 / 【2】チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ 1766〜67年 第6回〜第11回 / 【3】初期のオペラ 1768年 第12回〜第19回 / 【4】メヌエットとカッサシオン 1769年 第20回〜第24回 / 【5】「ポントの王ミトリダーテ」 1770年 第25回〜第31回 / 【6】「救われたベトゥーリア」 1771年 第32回〜第37回 / 【7】「アルバのアスカニオ」 1771年 第38回〜第43回 / 【8】ディヴェルティメント K136〜K138 1772年 第44回〜第48回 / 【9】「スキピオの夢」 1772年 第49回〜第52回 / *付属CD収録内容/楽曲収録CDリスト / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜音楽評論家、吉田秀和が40年以上にわたり解説をつとめ、多くの / クラシック・ファンを育てたNHK‐FM「名曲のたのしみ」。その中から、 / 4年をかけてモーツァルトの全作品を解説したシリーズを書籍化。 / 付属のCDには解説と音楽を抜粋して収録。 〜

【著者紹介】
吉田秀和 : 1913年(大正2年)9月23日、東京・日本橋生まれ。東京帝国大学文学部仏文科卒業。戦後まもなく、「モーツァルト」の評論でデビュー、以来日本における本格的な音楽批評の第一人者として、60年以上にわたり活躍を続けた。「子供のための音楽教室」や「20世紀音楽研究所」を設立し、水戸芸術館館長を務めるなど、音楽教育や芸術の普及に携わる実践家としても、多大な足跡を残した。大仏次郎賞(1975年)、紫綬褒章(1982年)、NHK放送文化賞(1988年)、朝日賞(1990年)、読売文学賞(1993年)、文化勲章(2006年)など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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『名曲のたのしみ、吉田秀和』書籍化シリー...

投稿日:2014/07/21 (月)

『名曲のたのしみ、吉田秀和』書籍化シリーズの一環で、1980年4月から1987年2月にかけて、約7年間にわたって放送された「モーツァルト その音楽と生涯」の書き起こしシリーズの第1巻。音楽史上最高の天 才モーツァルトの少年時代の作品が中心に紹介されている。神童の名をほしいままにしていた少年モーツァルトだが、現在ではこの頃の作品は”若書き”と見なされ聴く機会は意外と少なかったりするので、吉田氏の解説で丁寧に語られるのはありがたい。 ただ、30年以上前の放送内容なので、番組内で紹介されている音盤や吉田氏の楽曲解説は現在の視点からすると一時代前のものになっている感は否めない。西川彰一プロデューサーもまえがきで「あくまでも吉田 さんが八〇年代のリスナーに語りかけ、日本のモーツァルト・ファンを育てた一時代の記録」と書かれており、情報の斬新さというよりは吉田氏の含蓄の深さ、視野の広さを楽しむための本であろう。とはいえ選ばれている音盤はベーム指揮ベルリン・フィルの交響曲全集やカラヤン&ムターのヴァイオリン協奏曲など以前からの愛聴盤なのでうれしいのだが(笑)。 付録のCDには当時の放送録音がそのまま収録されている。当時70歳前後の吉田氏の口調には活気があって楽しく、懐かしい。

金山寺味噌 さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • うな坊 さん

    吉田さんの口吻が聞こえてくるようでした。モーツァルトは若い頃からこんなにすばらしい仕事をしていたのですね。

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吉田秀和

1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、9

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