飛鳥・奈良時代 日本の歴史 2 岩波ジュニア新書

吉田孝(日本古代史)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784005003327
ISBN 10 : 400500332X
フォーマット
出版社
発行年月
1999年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
吉田孝 ,  
追加情報
:
18cm,194,3p

内容詳細

推古天皇が小野妹子らを正式に遣隋使として送ったのが西暦六〇七年。以後、激動する東アジア状勢の下、わが国は懸命に大陸の先進文明の摂取に努め、多くの困難を乗り越えて独自の律令国家を築きあげた。仏教弘布、律令制定、東大寺大仏開眼から平安京遷都まで、動乱の二百年を活写する「日本の歴史」シリーズ第2巻。

目次 : 第1章 東アジア世界と推古朝の改革/ 第2章 大化改新と白村江の敗戦/ 第3章 壬申の乱と律令国家の成立/ 第4章 奈良の都と大仏開眼/ 第5章 天平びとのさまざまな人生/ 第6章 揺れ動く王権の正統性

【著者紹介】
吉田孝 : 1933年愛知県生まれ。1958年東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院国史学専攻修士課程修了。山梨大学教授を経て、現在、青山学院大学文学部教授。専門は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    外交史と内政に主眼がおかれ、テキストの細かいところまでよりよく理解を深められた。国内政治のごたごたがこのころからすでに始まっているが、登場人物に人間臭さを感じられたのもよかった。

  • 白義 さん

    隋、唐という大陸の大帝国の出現に端を発する国際的動乱の影響から政変が度々起こり、大化の改新、壬申の乱と契機となる大事件の後にどんどん律令国家化を推し進め、古代国家として形成されていく激動の時代を当時の国際情勢から眺めていて、入門書ながら高度な視野の広さがある。今から見た単に古く地味な古代社会という先入観とは異なる時代であったことは、その範囲の200年のうち半分に近い95年が女帝の治世であったことからも察せられる。律令国家化がスムーズに進んだ原因に島国ゆえの地政学的強みを指摘しているのは単純だがそれっぽい

  • coolflat さん

    77頁。日本の班田制は中国の均田制を手本としているが基本的な違いがあった。唐の均田制において成年男子が受田すべき面積=百畝は中国の古典にみえる井田法に淵源をもつ伝統的な理想額で、実際に受田した面積はその半分程度とされている。均田制は明らかにフィクションを内包していたが、その事によって豪族が大規模に田地を囲い込む事を現実的に弾力的に規制する役割を果たしている。ところが日本の班田制の班給額は実際にそのまま収授する事を意図した制度であり、実際にもそのまま施行しようとした。中国古典の理想をそのまま実現しようとした

  • 目黒乱 さん

    ジュニア新書であるが,高校の日本史の知識がないと難しい。逆に,高校日本史レベルを少し深めるのにはよい本。乙巳の変後の皇極天皇から孝徳天皇への譲位が,豪族たちから王権が制度的に自立するというできごとであった,など教科書には書いてない意味がよくわかって楽しかった。

  • シルク さん

    これまた、何も覚えていない1冊...また、再読します。それにしても、こういう、ジュニア向けとは思えないようなハイレベルジュニア新書見る度、高校のときの、ある同級生を思い出す。それぞれの中学校のトップが集まるような、お化けみたいな学校だった母校。すんばらしく頭のいい人達が集まっていて、うっかり間抜けなこと言おうものなら(わたくしは日常茶飯事だったのだが)、無言で冷たく嘲笑されていた。一年生の時、前の席に座っていたTさんは、素晴らしく勉強が出来た。ある日、世界史のテスト対策に、何をしていいものやら...と→

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