『源氏物語』の薫りを読む 新典社選書

吉海直人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787968685
ISBN 10 : 4787968688
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
373p;19

内容詳細

目次 : 総論 『源氏物語』と「練香」/ 第1部 薫物編(夕顔巻の「移り香」/ 若紫巻の「追風」 ほか)/ 第2部 嗅覚編(「かうばし」考/ 『源氏物語』以外の「かうばし」 ほか)/ 第3部 用語編(若紫巻の「伏籠」/ 「心にく」い薫り ほか)/ 第4部 事典編(薫物用語事典)

【著者紹介】
吉海直人 : 昭和28年7月、長崎県長崎市生まれ。國學院大學文学部、同大学院博士課程後期修了。博士(文学)。国文学研究資料館文献資料部助手を経て、同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 榊原 香織 さん

    薫、は強烈に匂ったらしい。体臭?抱きしめた女人には移り香が。 ライバル匂宮は、負けじと調香の腕を磨き、名人に。なんと薫の体臭と同じ匂いを作って身に着ける。声帯模写もできるので、暗闇だと薫のふりして女人に近づける。変〜

  • 練りようかん さん

    視覚情報の乏しい時代、薫りに敏感であれば人生の恩恵を受けられその反対も。逃げられた空蝉と逃げられなかった浮舟を思い恐ろしく感じると同時に、登場人物が嗅覚能力の有無で運命を分けたという読み方が面白かった。他の文学作品と比較した用法やイメージの醸成は勉強になり、「移り香」は殆どが男性で女性からの描写があまりないのは今更気付いて興味深い。匂宮の智と鋭の特異性が以前に増して感じられ、事典編で薫りと匂ひの違いを立ちこめると色・威光にまとめると、不義の子と光源氏の血筋と成る程くっきりして『源氏物語』の深みに嘆息した。

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人物・団体紹介

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吉海直人

長崎県生まれ。國學院大学文学部卒業、同大学院修了。博士(文学)。現在、同志社女子大学表象文化学部日本語日本文学科特任教授。専門は平安朝文学、特に『源氏物語』や『百人一首』の研究。資料の発掘・収集が趣味。八重の懐古談や覚馬の『管見』の写本も発掘している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されてい

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