吉松 隆(1953-)
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吉松 隆(1953-) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

110件
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  • 脳出血で右手が不自由になったピアニストの舘野泉のた...

    投稿日:2022/07/24

    脳出血で右手が不自由になったピアニストの舘野泉のために吉松隆が作曲した左手のための作品集を収めたアルバム。演奏者はミネソタ州の大学で音楽の教授をしている日本人女性。作品は落ち着いたものから軽快なものまで、肩ひじ張らずに楽しめるものばかりである。当然、舘野も録音を出しているし、オーケストラ作品はかつてCHANDOSから藤岡指揮の録音が発売されていたものがあるが、今回この録音がNAXOSから出たことで、世界のクラシック音楽ファンの中には、初めてYOSHIMATSUを知った、という人が出るかもしれない。2014年、2015年、2019年の3期に分けて録音が行われている。音質は特に問題ない。

    saitaman さん

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  • 河村泰子さんのピアノ演奏による吉松隆さんの作品集。...

    投稿日:2022/04/01

    河村泰子さんのピアノ演奏による吉松隆さんの作品集。作品は吉松隆さんの最初期のもので、瑞々しい感性に溢れている。おとなしい作風のものからジャズっぽいものまで、変化があって楽しめる。河村泰子さんの演奏は、自然な感じで吉松隆さんの音楽の表現をされていて、繰り返し聴いていたい気持ちにさせてくれる。

    Ichirokagawa さん

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  • 藤岡幸夫さんによるChandosレーベルへの吉松隆作品集...

    投稿日:2022/03/26

    藤岡幸夫さんによるChandosレーベルへの吉松隆作品集の第7集。収録作品は、「鳥たちの時代」作品25、チェロ協奏曲作品91《ケンタウルス・ユニット》、「チカプ」作品14の3曲。吉松さんの作品は、メロディよりソノリティで聴かせる傾向があると考えていたが、チェロ協奏曲はメロディ楽器であるチェロを駆使した、メロディが際立つ作品である。ピーター・ディクソンのチェロ演奏は情感豊かにメロディを歌う。この作品と「チカプ」は世界初録音というが、「鳥たちの時代」も余り録音がないような気がする。吉松隆さんの作品は素晴らしいと思うのに、録音が少ないのは何故だろう。ちなみに、藤岡幸夫さんはChandosとの契約で、吉松隆さんの全作品を録音することになっていたと思うが、例えば交響曲第6番の録音予定はあるのだろうか。是非実現してほしいものだ。

    Ichirokagawa さん

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  • 藤岡幸夫さんの指揮によるChandosレーベルへの吉松隆...

    投稿日:2022/03/21

    藤岡幸夫さんの指揮によるChandosレーベルへの吉松隆作品集の第6集。交響曲第5番は、開始の動機はベートーヴェンの第5番を想起させるし、第4楽章はショスタコーヴィチの第5番を彷彿とさせる箇所があるが音色は随筆明るく、紛れもない吉松サウンドが沸騰している。アトム・ハーツ・クラブ組曲第2番は、第1番の録音に続くものだが、印象がかなり異なり進化した感じを受ける。鳥たちの祝祭への前奏曲は、華やかな感じの音楽。このアルバムは、BBCフィルの温かい音色が良い作用を与えていると思う。

    Ichirokagawa さん

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  • 藤岡幸夫さんによるChandosレーベルへの吉松隆さんの...

    投稿日:2022/03/18

    藤岡幸夫さんによるChandosレーベルへの吉松隆さんの作品集の第4集。「カムイ・チカプ交響曲」と「鳥と虹に寄せる雅歌」の2曲を収める。この交響曲は、地、水、火、空、虹のサブタイトルをもつ5楽章からなるが、吉松さんの作品の場合、サブタイトルを意識して聴くことで、イマジネーションがグンとひろがる。吉松さんらしい意欲作で、BBCフィルの演奏も見事である。「鳥と虹に寄せる雅歌」は、1994年に他界された吉松さんの妹さんに捧げられた作品で、静かな佳曲である。

    Ichirokagawa さん

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  • 藤岡幸夫さんによる吉松隆さんの作品集の第5集。今回...

    投稿日:2022/03/18

    藤岡幸夫さんによる吉松隆さんの作品集の第5集。今回は、交響曲第4番、トロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」、アトム・ハーツ・クラブ組曲第1番(ストリングオケ版)の3曲。第4番は、第3番と第5番とに挟まれた形でいくと、丁度ベートーヴェンに対比するが如く、4楽章からなる端正な仕上がりである。 世界初録音だと言う。トロンボーン協奏曲は、イアン・バウスフィールドの超絶演奏に圧倒される。実験的な作品と言えるかも知れない。アトム・ハーツ・クラブ組曲は、ストリングオケがノリノリの演奏で、スウィング感もバッチリ。これも、ストリングオケ版は世界初録音らしい。藤岡幸夫さんの指揮も、BBCフィルの演奏も最後の出来。

    Ichirokagawa さん

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  • 藤岡幸夫さんのChandosレーベルへの吉松作品シリーズ...

    投稿日:2022/03/16

    藤岡幸夫さんのChandosレーベルへの吉松作品シリーズの第3弾。須川展也さんをソリストに迎えてのサクソフォン協奏曲は、最初からノリノリのサックスで、めっぽう面白い。交響曲第3番は、いつもの吉松作品とは趣きが違うが、何と言ってもラストのサンバのリズムのようなお祭り騒ぎがサイコー!このCDの録音に関しては、藤岡幸夫さんの著書「続 音楽はお好きですか?」に色々面白い話しが書いてあって、それを読んでから聴くと一層楽しいと思う。

    Ichirokagawa さん

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  • 藤岡幸夫がCHANDOSレーベルに録れた吉松隆作品集の第1...

    投稿日:2022/03/11

    藤岡幸夫がCHANDOSレーベルに録れた吉松隆作品集の第1集にあたるもの。安定のCHANDOSサウンドは健在で、BBCフィルを駆使して吉松ワールドを漏れなく再現する。この後もシリーズは続いたが、このことは画期的なことである。収録されているのは、交響曲第2番、ギター協奏曲「天馬効果」、弦楽オケとピアノのための「朱鷺に寄せる哀歌」の3曲。第2交響曲は、1楽章と2楽章が出色の出来栄え。ギター協奏曲は、ギターを担当するオグデンのスピード感溢れる演奏が見事。「朱鷺に寄せる哀歌」は、弦楽オケの瑞々しい響きに寂寥感を掻き立てられる。この作品はいつ聴いても感動する。

    Ichirokagawa さん

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  • 山下和仁さんのギターによる日本人作曲家による協奏曲...

    投稿日:2022/03/11

    山下和仁さんのギターによる日本人作曲家による協奏曲2題。 ジャケットは、吉松隆さんの「天馬効果」をイメージしたものであろうが、聴いて印象が強かったのが、野田暉行さんの作品の方であった。まるで、ギターとオーケストラによる表現の可能性に賭けたかのように聴こえる。山下和仁さんの、阿修羅のような演奏に圧倒される。吉松隆さんの作品は、初期の頃のナイーブさが却って新鮮だった。尾高忠明さん指揮の東京フィルのバックアップは完璧である。

    Ichirokagawa さん

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  • 馬込勇さんのファゴットをソロとする協奏曲2題。吉松...

    投稿日:2022/03/09

    馬込勇さんのファゴットをソロとする協奏曲2題。吉松隆さんの「一角獣回路」は、作風としては「平清盛」を彷彿とさせるものだが、ファゴット独特のとぼけた感じの音色とバスドラムの爆音で、ただならぬ雰囲気を醸成している。西村朗さんの「タパス(熱)」は、この人特有のソノリティとリズム・オスティナートによって、先の見えね緊張感を生み出す。こちらの方が妖しい感じが強く、ファゴットにもテクニカルな要素が多い。馬込勇さんの演奏が光るが、円光寺雅彦さん指揮の仙台フィルの緊密なアンサンブルも凄い。

    Ichirokagawa さん

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