二子玉川物語 バー・リバーサイド 2 ハルキ文庫

吉村喜彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758441261
ISBN 10 : 475844126X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
214p;16

内容詳細

二子玉川にある大人の隠れ家「バー・リバーサイド」。大きな窓からは夕映えやゆったり流れる多摩川が見える。シードル造りに励む女性、大阪生まれの江戸前寿司職人、電車の女性運転士など、マスターの川原とバーテンダーの琉平が温かくお客を迎える。アイラ・モルトの流氷ロック、キンキンに冷えたモヒート、サクランボのビール、燻製のチーズと穴子、ピンチョス、ジャーマンポテト…美酒美味があなたをお待ちしています。「海からの風」「星あかりのりんご」「空はさくら色」など五篇収録。

【著者紹介】
吉村喜彦 : 大阪生まれ。京都大学教育学部卒業。サントリー宣伝部勤務を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    前作は若干物足りなさを感じてましたが、続編が出るとは思わなかったので、前作は常連客の紹介的要素が強かったのかな。今作はその常連客の各キャラが勝手に動き出した感じで、面白かったです。読んでて気づきをくれました。実際、お酒を飲みながら、会話をつまみに楽しく飲めて、自分に何か気づきをくれるなら、ホントに楽しいですよね。お酒を飲めない人でも飲んだ気分になれると思います。酒のつまみの料理も美味しそうで食べてみたいです。もっと常連客が勝手に自由奔放に動きそうなので、続編が出てほしいです。

  • KAZOO さん

    2作目には5つの話が収められていまっす。流氷の氷からの連想での物語、さらには玉川の近くにリンゴ農園を営む若い女性の物語、会社で一人うまくいかないでこのバーで酔っぱらってしまう人物など身近にいそうな人々の生活とともにあまり出しゃばらないマスターの話などで癒やされます。

  • あすなろ さん

    二子玉川にあるバー。分かれている多摩川やその中洲。それらに人生を重ねながら、吐露される人生をも重ね、更に酒の由来や造りを重ねていく。そんなシリーズ第2弾。一日の終わりや一つの大きな仕事が終わった時、ふらりと寄りたいそんなバー。どのストーリーも噛み締める味と酒の苦味と滋味があり良かった。また、ラストの空はさくら色は、少しファンタジー要素も入り、電車に乗ると時折今後思い出しそうなストーリーで印象深かった。

  • セウテス さん

    【BAR リバーサイド】シリーズ第2弾。今から思えば、一作目は常連客の皆様の紹介でもあったのだろう。本作は、ちょっと不思議な話が連なるのだが、お酒を飲みながらカウンター沿いに聴こえてくる、という雰囲気には丁度良いのかも知れない。今回は「苦味」が話の中に隠れている様で、マスターの言葉が強く残る。確かにお酒の味わいのひとつに、苦味は在りますね。40年位前によく通った場所で、17、8年ぶりに二子玉へ行きバーをはしごして来た。私はお酒と共に生きてきたが、普通家では飲まないので週に1、2回だ。また、二子玉に行こう。

  • papako さん

    続けて。短いから1冊1時間位で飲めてしまいます。常連さんも新しいお客様も。それぞれいろんなお酒を飲んでいる。前作から、命は流れていく。がテーマ。川を流れる水のように、命は続いていく。こちらもごちそうさまでした。

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