宮本武蔵 2 新潮文庫

吉川英治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101154626
ISBN 10 : 4101154627
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
510p;16

内容詳細

槍の宝蔵院を訪ねた武蔵。傲岸な法師・阿巌を瞬殺するも、老僧・日観に「もっと弱くなれ」と諭され、例えようのない敗北感にひしがれる。修行のためと置き去りにしたお通の残像に惑う恋心。さらに、鼻息荒く乗り込んだ小柳生城ではやむなく逃亡することに…。ついに、美少年・佐々木小次郎登場!因縁の歯車が動き出す。渦巻く功名心、恋心、敗北感…腕力満載、疾風怒涛の第二巻。

【著者紹介】
吉川英治 : 1892‐1962。神奈川県生まれ。船具工、記者などさまざまな職業を経て作家活動に入る。国民文学作家と親しまれ、1960(昭和35)年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オーウェン さん

    2作目は武蔵が槍の宝蔵院を訪ねるところから。 原作である胤舜とは戦わずに敗北を受け入れ、柳生へと向かう。 ここではお通との再会。 そして又八は剣術の皆伝印可を得るが、それは佐々木小次郎に送られるもの。 早くも武蔵のライバルである佐々木小次郎が登場する。 耳も聴けず口も利けないという漫画とは違い、美青年は変わりないが自身の言葉でしゃべる。 そして吉岡清十郎との会合。 漫画とは違う形であり、どう転んでいくのか楽しみになる。

  • 金吾 さん

    ○小次郎の登場が思ったより早かったのでこの後どう展開していくのかなと思いました。この巻では又八の虚栄心ばかりが高い堕落と吉岡一門の精彩の無さが印象深いです。

  • たかしくん。 さん

    いよいよ修行の旅に出る武蔵は、奈良の宝蔵院、そして、笠置山の小柳生城に乗り込もうとする。そこには何故か、お通がいて、沢庵和尚も訪ねてくる(笑) 一方で、対照的に描かれている又八は相変わらずイケてない生き様で、同類の青木某の虚無僧になった姿に遭う。これまた、お通で人生をふいにしたようで…。フィクションの要素が強いので、登場人物はすぐには失せない(笑) で、佐々木小次郎も登場してきた!

  • 大奥のじぃ さん

    (三)水の巻 徐々に記憶が少しずつよみがえって来ながら登場キャラが固まってきた。お杉ばばあと権叔父、朱美と甲と又八に城太郎、そして奈良宝蔵院で暴れて柳生の里で「野の隠居」石舟斉に出会う。武力だけを磨くのが武者修行ではないという武道の深さに哲学が滲む。1935年昭和初期の大衆作品はテンポが良く読みやすい。

  • リトル さん

    宮本武蔵は宝蔵院を訪ね、阿巌を瞬殺してしまう。そこで出会った老僧・日観の一言「もっと弱くなれ」が心に突き刺さった。武蔵が敗北感にひしがれるのも無理ないと思った。武蔵とお通の恋。ニアミスがいとおしい。又八に対しては「何をしているんだ!」と叱りたくなる。佐々木小次郎が登場したが、凛々しい人物に感じられた。いつ、どのタイミングで武蔵と対面するのかが楽しみである。

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