わすれなぐさ 河出文庫

吉屋信子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309419831
ISBN 10 : 4309419836
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
追加情報
:
232p;15

内容詳細

「もう、行先、わかるでしょう?大丈夫、地獄へは行かないことよ」美しく我侭なクラスの女王・陽子と、彼女が想いを寄せる無口で風変わりな牧子、そして真面目で弟妹思いの硬派な一枝。一枝と仲良くなりたいと望む牧子だが、陽子の妖しい魅力にはあらがえず…。女学校で繰り広げられる三角関係の行方は?

【著者紹介】
吉屋信子 : 1896年新潟市生まれ。1952年「鬼火」で女流文学者賞、67年菊池寛賞受賞。73年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ruco さん

    10年前に読んでたら興奮しすぎて気が狂っていただろうなと思うなどした 雰囲気がほんと〜に良すぎる どの時代でも気が強くて強引な美少女は最高 モダンで美しくて麗しくて鼻をつんと突くような青臭さがあって 最高だった 河出文庫から出てるのも良い 何もかも良い

  • サトー さん

    終盤割と強引に終わらせにかかるので陽子の一枝に対する感情がイマイチわからないところも多いけど牧子に興味を示したのも一枝と絡んだからだしこのへん割と想像力かきたてられるところですね。 家庭内での役割に対しての振る舞いとか家父長による進路の決定に対する反発など割と先進的な扱いでそれぞれよく話ができているし面白かったです。

  • もと さん

    ストーリーやキャラクターが素晴らしく、物語として面白い。さらに、男女の在り方が変わってきた今、この時代のリアルな家父長制への反発は考えさせられるものがある。 少女小説また流行ってほしいなぁ。

  • Yukipitasu さん

    陽子さんの独特な雰囲気…独特な雰囲気を持つ人に振り回されたり、新しい事を知ったりする恋愛モノっていいよね。解説見てこの逆もあるのかと思って面白いと思った。 現代に通じちゃうほどのフェミニズム小説でもある。

  • くら さん

    復刊を機に。 おそらくあるべき順序とはあべこべに、「ああ、マリ見てこんな感じだったな…」と思わされた。昭和一桁台の頃の少女文学。それなのに今なお色褪せないことに驚かされる。 女学校に通う主人公の牧子が、お転婆軟派の陽子、真面目硬派の一枝という二人の少女と邂逅しつつ、時代や家族の運命にも振り回される物語。それぞれの抱く愛情や独占欲にも不思議と共感させられるうえ、牧子の家族たちにもしっかりと心を掴まれてしまった。

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人物・団体紹介

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吉屋信子

1896年新潟市生まれ。10代から20代にかけて発表した『花物語』が「女学生のバイブル」と呼ばれるほどの大ベストセラーとなる。流行作家として人気を博した。1952年「鬼火」で女流文学者賞、67年菊池寛賞受賞。73年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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