対訳 21世紀に生きる君たちへ

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255010441
ISBN 10 : 4255010447
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
41p;19

内容詳細

司馬遼太郎が小学校用教科書のために書き下ろした「21世紀に生きる君たちへ」「洪庵のたいまつ」および小学国語編集趣意書「人間の荘厳さ」を対訳で収めた新しい時代への道しるべ。

目次 : 人間の荘厳さ―The Magnificence of Humanity/ 21世紀に生きる君たちへ―To You Who Will Live in the 21st Century/ 洪庵のたいまつ―The Torch of Koan

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 小説家。大阪市生まれ。歴史小説、歴史紀行、コラムと幅広く活躍

ドナルド・キーン : アメリカの日本文学研究者。ニューヨーク生まれ。コロンビア大学名誉教授。日本文学の英訳者として、近代日本文学を次々と翻訳し、日本文学が世界文学の一つとして認識される手がかりを作った

ロバート・ミンツァー : 翻訳家、コピーライター。ニュージャージ州生まれ。ハーバード大学大学院東洋言語文化学部にて文学博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 獺祭魚の食客@鯨鯢 さん

     選挙の時だけ新党ができる不思議な国。無党派層を取り込もうという下心が見え見え。泡沫政党の党名は言葉遊びの世界。  我が国は21世紀の「この国のかたち」を未だにイメージできていない。コロナショックで過去の「過剰」の清算が進んだものの、コロナ対策という錦の御旗ができたことはある意味追い風かもしれない。  必要な国益と個人(自治体)の権利の調整が民主的プロセスであるところ、基地問題、リニア新幹線、原発の立地問題は補償金の獲得交渉にしか見えません。  口利き役の利益分配装置として政党は清廉ではない。

  • 如水 さん

    私事ですが、ある3姉妹の末っ子に『おじちゃんの本棚ってこの人の本だけ綺麗に並んでるよね?何故?面白いの?読んで』って言われたので読んだ一節?…多分分からないだろう、いいよ、分からなくても。もう少し大きくなってからじっくり何度も読んでみて、と思った本?英訳と日本文が両方載ってます。因みに読んだのが『二十一世紀に生きる君たちへ』。読まれてない方はこの一節だけでも良いから、立読みでも構いませんので読んで見て下さい?本屋に行っても無いなら【司馬遼太郎が考えたこと14】を探して見て下さい。短文でも名文です?

  • 鉄骨構造 さん

     繰り返し読んでいるが、やはり一つ一つの言葉が心に沁み入ってくる。「私の人生は、すでに持ち時間が少ない。例えば、21世紀というものを見ることができないにちがいない。君たちは、ちがう。21世紀をたっぷり見ることができるばかりか、そのかがやかしいにない手でもある。」というところは、読んでいて胸が苦しくなる。この令和という新時代の訪れを、先生自身も見たかったであろうに。先生の云う“たのもしい君たち”になれるよう、明日からまた頑張ろうと思う!!

  • てん さん

    最近やっと購入し読了。英語の対訳も掲載されているが、日本語だけ読んだ。司馬遼太郎が子供達に向けて言葉を選び選び書いたのだろうと感じるあたたかい文章である。21世紀になって早20年以上が経った。司馬さんの期待の通りに生きることができているか。子供達だけでなく大人も読まなくては。

  • アポトキシン さん

    まず一言、素晴らしい!!司馬遼太郎が21世紀を生きる我々に伝えた遺言書とも言うべきもので、ページ数は少ないながらも中身の濃い本である。司馬さんが伝えたかった「緒方洪庵」という人物を、私は恥ずかしながら名前くらいしか知らなかったが、医者である洪庵は決して私利私欲に走らず、世のため人のために人生を全うした人物である。洪庵は弟子の福沢諭吉や大村益次郎などに、自分の教えを説き、その情熱はたいまつの火の如く、脈々と受け継がれてゆくわけである。是非ともおすすめしたい一冊です!

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司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

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