天帝のみぎわなる鳳翔 幻冬舎文庫

古野まほろ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344422858
ISBN 10 : 4344422856
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
792p;16

内容詳細

戦後悲願の航空母艦・駿河率いる第二艦隊は、非戦派内閣の思惑で台湾親善訪問に出発した。折しも勃発した満州戦争から遠ざけておくためだ。だが開戦と戦後利権を狙う海軍強硬派の陰謀は、昼餐会での高官暗殺、イージス艦金剛・潜水艦春潮の無力化に発展し…そして本格ミステリ史上初の三千人殺し!!軍楽少佐と軍楽隊は絶望的な特命調査を続けるが…。

【著者紹介】
古野まほろ : 東大法卒。リヨン第3大法修士課程修了、仏内務省から免状。なお学位授与機構から学士(文学)。警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警大主任教授にて退官した元警察官僚。第35回メフィスト賞『天帝のはしたなき果実』でデビュー。故・宇山日出臣氏が見出した最後の新人、有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    最初の殺人までイマイチ入り込めず困ったが、事件が動き出してからは割とサクサク読み進めた。前作で消えた推理合戦が復活。しかし、居御や美沙の推理が一見ロジカルと見せかけて、かなり苦しい失敗作前提のもの過ぎてややテンションダウン。美沙はあれだけ他人の推理にキレておいてそのザマかと憐れにすらなる。面白いけど。空母を舞台としたミステリといを他に読んだ事がないが、ソコに興味を持てないと前半はちょっとキツイ。ただ、雰囲気は十二分に醸し出されているので好み次第。セーラー服シリーズとの関連?がようやく匂わされて気になる。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    君死にたまふことなかれ、(略)人を殺せとをしへしや、人を殺して死ねよとて 二十四までをそだてしや。姉がそう泣くのだから、母ならば尚の事。だがこの『母』だけは世界で唯一その胸に抱いた我が子を、自ら望んで戦地へと送り出す。名を空母『駿河』。その功罪故に天帝は血を求める。儀典に国際法に音楽にトドメは『駿河』非正規隊、此処に推参!青き血には解らぬ肉親の愛憎、届かなかった母乞いのえれじぃ。私の敵にならないで。それは甘露か讒言か。八十八糎二砲が撃ち抜いて、届けきれぬ告白抱き締めて、船は静かに三河の海に眠る。R.I.P

  • ソラ さん

    旧約読んだはずだけど全然覚えてなかったなぁ。内容はいつもの感じで良かった。そして、海戦のシーンはゾクゾクした。

  • ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう さん

    天帝シリーズ四作目。登場人物一覧にて柏木不在で落胆→二作目登場人物(関西弁仏蘭西少年、豹変巫女等)との再共演に期待。前作の事件の衝撃的結末から傷心なまほろ少年(18)は、偽海軍少佐(25)として航空母艦「駿河」へと潜入する。使命は帝国海軍に於ける駿河での日本帝国への叛逆の阻止である。懐かしき仲間を含めた昼餐の中起こる青酸カリによる殺人事件。しかしその謎も解けないままに派手に発生するドンパチ。さらなる殺人。どうなるんだと。

  • ヒロユキ さん

    再読。うろ覚えながらノベルズ版と全然違う。まさかのあの人登場は素直に嬉しいけど、一馬の出番カットが逆に悲しすぎる。3000人殺しと大業な看板を抱えて入るが、大味にはならずそれすら生かされる綿密な推理パートは流石。個人的には海戦の描写の力の入りようイイ。

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人物・団体紹介

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古野まほろ

東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部修士課程修了。学位授与機構より学士(文学)。警察庁1種警察官として警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務し、警察大学校主任教授にて退官。2007年、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞し、デビュー。有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事(本データはこの

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