書のひみつ

古賀弘幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255009988
ISBN 10 : 4255009988
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;23

内容詳細

書には、千年前を生きた人の「心」が宿っている。王羲之、空海、良寛、漱石―奥深い歴史を知れば、文字を見ること・書くことが楽しくなる。まったく新しい「書」入門!

目次 : 1 「まねること」から書は、はじまる―書の見方(書いているつもりになってみる/ リズムと呼吸に注目しよう ほか)/ 2 文字は叫んだり、おどったりする―中国の書(書体と書風―五つの書体ができるまで/ やわらかく優雅な線 王羲之 ほか)/ 3 和を解くカギは、かな文字にある―日本の書(中国から学んだ唐様の線―空海/ たっぷりとした和様の線―三蹟 ほか)/ 4 書は受け継がれるもの!(拓本の技術が生まれた!/ 王羲之の書が見たい! ほか)

【著者紹介】
古賀弘幸 : 編集者。1961年福岡県生まれ。法政大学文学部卒業。出版社に勤務して書に関する雑誌・書籍などを企画・編集したのち、現在フリーランス。大東文化大学書道研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ムーミン さん

    ちょっと敬遠していた世界が身近になった気がします。

  • 内島菫 さん

    自分の字はうまくも好きでもないが、なぜか他人の字を見るのは楽しい。また、マンガの線と書の線への興味は、どちらも墨一色でかき手によってかなりニュアンスを異にするという点でどこかつながるものを感じる。王義之のような神聖視される書き手まで生むという書の文化は不思議ともいえるが、そもそも書かれた内容と書かれた文字の形とをわける考え方自体が何か大切なもの=文字の呪術性を見落としてしまっているのだろう。本書によって、書は雲の形やシミといった大小の自然現象とも通じ、手と筆を媒介して書き手の息遣いや身体上の癖、

  • ねこ さん

    後世に残る書のなかに、緊張感のない書というものがあり、うれしくなる。

  • 5 さん

    書に興味を持ってもらいたい、という筆者の心意気が端々から伝わってくる。難解なことは省き、骨子をきちんと残しつつも「見る人はここを味わっているんだよ」と教えてくれる良書。目でなぞることでリズムと呼吸を感じるというのは楽譜のようだ。音楽をやる人が楽譜を読んで奏でられる音を想像できるように、書をやる人は他人の書から筆の運び・躍動を追体験できるのか。羨ましい。

  • gigi さん

    「書」を書くことは出来ませんが見るのが好きで、「書」についてもっと理解したいと思い購入しました。 私のような「書」の初心者に大変分かりやすく、大満足の一冊でした。 これからも折々に開いて説明を読み、「書」を眺め、自分なりの発見をするのが楽しみです。

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