サルチネス 4 ヤングマガジンkc

古谷実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063823509
ISBN 10 : 4063823504
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
201p;19

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • かに さん

    古谷実作品にしては珍しく、すかっと爽快に幸せな気分で読み終えた。たくさんの素敵な言葉が満載の、ギャグ漫画のような哲学漫画のよつな。お兄ちゃんもブタも愛ちゃんも、みんなバカだけど愛すべきバカだ。泣いててもしょうがないから思いっきり一緒に笑うとことか、ブタが泣きながら抱きしめてくれって言うとことか、ウルッとくるシーン満載。稲中も僕といっしょもグリーンヒルもヒミズもシガテラもわにとかげきすもヒメノアールもシガテラも、古谷実作品は伝えたいことの核が全部繋がってる気がする。「もまれるもの同士が、もめるな」

  • ぐうぐう さん

    死ぬまで、人生に終わりはない。あるのは、節目だけだ。終わりのように思わせながら、それは暗転に過ぎず、次の瞬間に光が射し、新たなるステージが現れる。その繰り返しだ、死ぬまでは。妹の幸せだけを願ってきた兄の、その幸せの結実は、自身に暗転をもたらせる。次の瞬間、光が射したそこにあるのは、己が人生の新たなるステージ。幸福と呼ぶには早すぎるが、彼にエールの拍手を送るのは、決して早計ではないだろう。幸せであれ、中丸!

  • sskitto0504 さん

    いいラスト。4巻の中にいろんな教訓が入っている作品だった。愛ちゃんとタケヒコの愛情についての話、谷川の母親との対峙、ラスト、どれも良かった。散々迷惑をかけたタイチやサイキックがどうなったのかも少し知りたかったですが、よい作品でした。

  • ころっぷ さん

    徹底した普遍的テーマに何度も取り組む筆者の拘りと信念には驚愕すら覚える所。納得のいくラストだったし今作には肩の力の抜けた円熟感が感じられた。忘れ難いシーンも数あれど、やはり強烈だったのはそのキャラクター達の濃さだった。

  • 林 一歩 さん

    終わり方が唐突すぎてちょっと(苦笑) まだ救いがあった分、ヒメアノールよりは楽しめて読めた。

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人物・団体紹介

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古谷実

1972年3月28日生まれ。埼玉県出身。’92年、『行け!稲中卓球部』にてデビュー。ギャグ漫画としては異例の爆発的ヒットで、単行本全13巻で、累計2500万部を突破。’96年、同作で第20回講談社漫画賞受賞

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