新版 宿題ひきうけ株式会社 新・名作の愛蔵版

古田足日

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652005132
ISBN 10 : 465200513X
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,269p

内容詳細

タケシたち6人は、お金をもらってかわりに宿題をやる「宿題ひきうけ株式会社」を創る。やがてみんなは考えだす。何のために勉強するのか…。日本児童文学の歴史に残るロングセラーをリニューアル。

【著者紹介】
古田足日 : 1927年、愛媛県生まれ。早稲田大学露文科中退。在学中、早大童話会に入り、児童文学評論を始める。その後、評論活動のかたわら創作も発表

長野ヒデ子 : 1941年、愛媛県今治市に生まれる。絵本や挿絵、紙芝居などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    某経営者の方の推奨とのことで手に取る。様々な制約の中で何かを成し遂げる過程を、身近な話題で読み取れる。ヒト・モノ・カネ、そして既成概念。報酬への責任。QDC+CS。身に沁みるの親の苦労。「花忍者」から始まる”野蛮”論議。人道を基準に、身の回りを振り返る。時代の齎す変化。変化の齎す軋み。利便性の追求や、物事を数値でのみ測ろうとする風潮への警鐘。立ち止まって自分を振り返る余裕。焦りが自ずと心を荒む、社会を荒む。だからまずは”宿題”(社会人の場合は残業?)を無くす!?いいかもなぁ。(笑)

  • ぐっち さん

    タイトルと表紙に惹かれて、最初子どもに読み聞かせをしていたものの、毎日口が疲れて進まず、そのままになってしまってたので、自分で読んでみた。宿題ひきうけ会社は最初のほうだけで、どちらかと言うと、何のために勉強するのか、どういう力をつけると仕事で有利か、過去や未来もふまえて考えつつ、「やばん」についても考える、何というかいろいろ考えさせられる本だった。それにしても50年もたっても、宿題はなくならないんだな〜。

  • URI さん

    タイトルからして子ども達が悪知恵を働かせて…なーんて思ったら大間違いな本だった!!読んでビックリ。まさかこんな社会派な本だとは。宿題引き受け会社はすぐに廃業し、その社員である子ども達が【今と昔】の【野蛮やばん】について考える。どっちが野蛮な時代なのか。そしてそこから人間の在り方や、なぜ宿題や試験があるのか。更に最後には憲法まで登場!この本が出来た背景には労働組合の運動が盛んで、学生運動も盛んだったのね。。。さて、この本を現代の小学生が読んで理解できるのでしょうか。

  • れな@がんばれレバンガ さん

    タイトルに惹かれてずっと読みたかった本。ヤンチャな話を想像してたら全然違った!深い社会派の話でした。イジメの解決方法はかなり危険な橋を渡った感じだったけど。本当の学びって言うのはこういう事なんだよね。時代は変わっても変わらないもの、繋がっている事、人が少しづつ時間をかけて変えてきた事。たくさん考えさせられました。あとがきまでしっかり読んで欲しい。「まっていても未来は来ない。ほおっておけば来るのは今の続きだけだよ。」☆3.7

  • めん さん

    友人が持つ本を見て、懐かしさがあふれた。この本、確かに小学生時代に読んだ。だけど、内容は思い出せなかった。読んで驚いた。家にある古田さんの絵本とは異なる社会派の本。芯から伸びる生きる力を持つ子ども達。わかりやすい大人が喜ぶ賞賛ごとを成し遂げたりはしない。ただ、自分達で感じ、考え、行動を起こしていく。我が子たちには、優秀な学力よりも、こんな力を持たせたい。(ほんとは、学力も持っててほしい(ーー;))(図書館本)

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古田足日

1927年愛媛県に生まれる。早稲田大学露文科中退。日本児童文学者協会会員。日本子どもの本研究会会員

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