沢田マンション物語

古庄弘枝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784795838529
ISBN 10 : 4795838526
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
追加情報
:
20cm,295p

商品説明

全くの独学で、30年、今もマンションを造り続けている夫婦がいる。設計から施工まですべて二人で。ユニークなマンション設計と、経営は二人の温かな生き方によるもの。夢を託してマンションを築いた夫婦の波乱万丈人生。

内容詳細

聞いたこともない方法、見たこともないつくりの「愉快なマンション」を実現した夫婦の痛快ドキュメント。

目次 : 第1章 「笑みがこぼれるマンション」の理由(常識はずれのマンション哲学/ 時代を先取りした「ヒーリングマンション」 ほか)/ 第2章 「奇才誕生」秘話(型破りの「いごっそう」/ 「なんでも極端」な性格 ほか)/ 第3章 建てては売る新婚時代(「火」と「鍋」の結婚狂騒曲/ アパート・一軒家併せて300所帯)/ 第4章 悲願のマンション建設の裏側で(一生の土俵を得る/ 100年もつマンション目指して ほか)/ 第5章 沢田夫妻が語りかけること(「知」とは何か/ 嘆く人と楽しむ人の違い)

【著者紹介】
古庄弘枝 : 大分県国東半島育ち。インド一人旅の後、編集・ライターの仕事に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とよぽん さん

    土佐の高知の「いごっそう」沢田嘉農さん、「はちきん」裕江さん。このご夫妻が人生を懸けた理想のマンション建設。他に類を見ない悠かなノンフィクションだ。土地探しから建築まで、全て沢田さん夫妻が命を注ぎ込んで血のにじむような苦難を経て造り上げた沢田マンション。これは、お二人の生き方というか、実践的な哲学の物語でもあった。日本一のユニークな、住む人に優しいマンション! いつか、高知市に行って沢田マンションをお訪ねしてみたい。

  • booklight さん

    小学5年生で「100室あるマンションを建てる」と願い猛烈な人生が始まる。製材を始め、一人で工夫をして家を建てる技術を身に着ける。頼み込んで借金をして建売住宅を作って売る。これを激しく繰り返す。事情があって13歳の娘さんと一緒になり、さらに強力な二人三脚。ホームレスの経験し、稼いでも贅沢はせず、あくまで目標達成のために突き進み、ついに創意工夫の集大成の手作りマンションを建設に。「正解」とか考える前に動く姿が動物的。宗教の話も嘘か本当かは問題でなく、信じて行動するかどうか。現実を生きるとはこういうことか。

  • けんとまん1007 さん

    凄い・・・人がいるものだ。そんなご夫婦が作り続けている沢田マンション。自分の眼で見たいと強烈に思う。中にも書かれているが、浮かんだのが、ガウデイのサグラダファミリアだ。ご夫婦の基本思想が凄いと思うし、これまでの生きざまが、いろんな形ででている。それにしても、自分たちだけで、家を建てていたということが、どれだけのことか想像を絶する。もちろん、そんな家に住む人もまた、それなりの人。困った人のあめというのが素晴らしい。

  • Kaorie さん

    高知市薊野にある沢田マンションを建てた沢田夫婦の物語。尋常小学校を卒業後、製材業を始めた沢田嘉農という人物が、いかにして妻であり、弟子のような存在でもある裕江さんと出会い、いくつものアパートを建設経営し、すべて自力で沢田マンションを建てるに至ったかという壮絶な歴史。小説かマンガのような展開だが、考えるよりも行動し、経験を生かし、義理堅いお二人だからこそ、苦難も乗り越えて来られたし、日本各地から見学者がくるようなユニークなマンションを建てられたのだろうと思う。(コメントへ続く)

  • 大塚 さん

    この本を読むまでは、高知県にある沢田マンションは知りませんでした。自然に調和し、居住者の事を考えたマンション。 学校で習得した知識ではなく、自分で取得した知識により建設したマンション。幼いころに立てた夢に向かう努力。それを支える家族。正直読み進めながら、フィクションか?と何度も途中考えました。是非実物を見たいと思いました。

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古庄弘枝

大分県・国東半島生まれ。ノンフィクションライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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