志ん朝の落語 1 男と女 ちくま文庫

古今亭志ん朝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480038715
ISBN 10 : 448003871X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,462p

内容詳細

「古臭い噺に一カ所だけ風穴を開ければいいんだよ」。古典を演じながらも、絶妙の間、雰囲気を壊さない新鮮なくすぐり、持ち前の明るさと品のよさとで、類稀なる落語世界を作り上げた、古今亭志ん朝。その落語を活字で再現!第一巻は「男と女」。志ん朝ならではの色気漂う噺集。各話に編者解説、口絵に志ん朝の高座姿と遺品のノートの写真を入れる。「明烏」「品川心中」「厩火事」「お直し」他十二編。

目次 : 明烏/ 品川心中/ 厩火事/ お直し/ お若伊之助/ 駒長/ 三年目/ 崇徳院/ 搗屋幸兵衛/ 真景累ヶ淵 豊志賀の死/ 文違い/ 締め込み

【著者紹介】
古今亭志ん朝 : 昭和13年、東京生まれ。32年父の古今亭志ん生に入門して朝太で前座。34年二ツ目。37年志ん朝を襲名して真打となる。落語以外に演劇人としてもその才能を発揮した。出囃子は「老松」。名実ともに当代随一の噺家であったが、平成13年10月1日、没

京須偕充 : 昭和17年、東京生まれ。ソニー・ミュージック学芸プロデューサー時代に三遊亭円生「円生百席」の録音を手がけ、録音を渋っていた古今亭志ん朝が、唯一その高座の録音を許した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やまねっと さん

    この本は読むだけで志ん朝が目の前にいるような、語り口が聞こえてくるようだ。編者はよくやったと思う。 搗屋幸兵衛や明烏が面白かった。あまり明烏は好きではなかったけど、志ん朝のの語り口を想像するとすんなり頭に入ってくる。良く出来た噺である。 品川心中は名前だけ聞けば、素晴らしくカッコよく粋なタイトルだと思うが、内容はそんなに好きではない。馬鹿馬鹿しいのだ。だが、その馬鹿馬鹿しさが落語ならではなのだと思う。 この本はそんなに有名どころだけでない話もある。初めて読む話もあり、楽しめた。続刊を読みたいと思った。

  • toshi さん

    「明烏」「品川心中」「厩火事」「お直し」「お若伊之助」「駒長」「三年目」「崇徳院」「搗屋幸兵衛」「真景累ヶ淵 豊志賀の死」「文遣い」「締め込み」

  • areazione さん

    古今亭志ん朝。いちどは生で観たかった。若くして亡くなってしまったのは残念だが、残された記録は決して色あせることはない。にわかの落語好きには、これでも満足なのです。さて本巻のサブタイトルは「男と女」となっています。何を演っても上手い志ん様。ことに色っぽい噺は白眉です。『明烏』の若旦那は志ん朝版が最高峰でしょう。『品川心中』や『お直し』のドラマ性もさすがの名人芸。落語の心地よさが存分に味わえました。

  • ヤマママ さん

    談春の落語を聞いたらなぜだか、この本を再読したくなりました。生きている間にライブで聞きたかったなあ

  • rouningyou さん

    だいたい本を読むとき心の中で自分の声で音読しているんだが、不思議なものでこの本はまさに志ん朝が語っているその声が脳の中で聞こえてくる。仕草は想像するしかないがたまに気の利いた注が入っており、電車の中でも笑ってしまう。併読している談志の落語も談志の声そのもので読めるが、こちらはちっとも笑えない。

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