トンデモ偽史の世界

原田実(歴史研究家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903063249
ISBN 10 : 4903063240
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
原田実 ,  
追加情報
:
19cm,331p

内容詳細

モアイは古代日本人が造った、シェイクスピアは存在しない、邪馬台国四国説、謎の台湾アルファベットなど、世界と日本の「偽史」にあふれる奇説の真相に迫る。世界と日本の偽史を探究する1冊。

【著者紹介】
原田実 : 1961年広島市生まれ。広島市在住。歴史研究家。と学会会員。龍谷大学卒業後、1984年から3年半、八幡書店(出版社)に勤務。古史古伝・霊学書籍の広告を担当。その後、広島大学研究生、昭和薬科大学文化史・心理学研究室助手(1990〜93年)を経て、歴史研究・執筆活動に入る。またそのかたわらで、「市民の古代研究会」代表を務める(2001〜02年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    旧石器捏造事件を思い出してしまった。人々が、ある一人のロマンチストが、「こうであってほしい…いや、そうだったのにちがいない!」と思考を拡大させていったが末に起きる様々なニセモノの「史実」。人間が人間が故に起こるこの混乱というか。ま、それは現在のトランプさんやら安倍さんやらをどのようにとらえるかと一緒な気もする。所詮、物語は語った人のさじ加減で変わっていくのである。

  • へくとぱすかる さん

    なぜ、人は偽史を語り(騙り)たがるのか。架空の歴史が笑って済まされる程度ならとにかく、戦争や侵略など、命の危険にさらされたり、迫害を受けたりするのは、もう笑いでは済まされない。ロマンよりも何よりも、事実を優先するべきである。「あとがき」とも言える終章が、実は最も緊要だと思った。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    広島人の私は広島県在住の著者・原田実のファンである。面白い!。世界史と日本史の捏造された歴史、異説珍説をその経緯や真相と共に紹介。どうしても古代の話題が多いのだが、その中でフォルモサ台湾問題、山田長政伝説やシェイクスピアの正体の話もあり満足。旧石器捏造事件の背後にある考古学界の話も面白かった。私も少年時代、異説を知ると通史しか知らない人を侮ったものだ(恥)。今思えば自分が阿呆だった。しかし阿呆だと認めず自身の唱えた異説を真実だと言い張り揉める者こそ恐ろしいのかも知れない。

  • hnzwd さん

    史実とは異なる(と思われる)のに、様々な証拠文献を基に語られる歴史を偽史とし、どのような主張なのか。実際にはどうなのか。という両面を紹介していく本。信じたい人達は結論ありきで、いかに理論的に否定される証拠が出てきても受け入れない、っていう現代的な作られ方と、アーサー王伝説みたいになんでも伝説の人に繋げちゃう、っていう作られ方の2種類に大別されるのかな。後者はロマンを感じるから好きですが。。

  • oyai さん

    これまでの「と学会」トンデモシリーズと同じような感じで手に取りましたが、かなり真面目?に学術的論考になっています。人は自分が騙されたい方向に騙されるんだろうなあ。偽史や陰謀論はルサンチマン(嫉妬)が生み出すのが印象的。おそらくこの先文明が断絶することがあった時に発見されたドラエモンやアトム見て未来人が「過去地球上に自分たち以上の文明があった」何て言い出しそれを利用する輩が出るんだろうなあ。オウムの発生させる温床を作った出版社雑誌など、今だ何の反省もないことが腹立たしいな

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