たたかう警官 ハルキ文庫

原田宏二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758434393
ISBN 10 : 4758434395
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
16cm,316p

内容詳細

佐々木譲氏の『笑う警官』のモデルにもなった稲葉事件や裏金問題など、警察が隠蔽する組織的なスキャンダルに、元北海道警察釧路方面本部長が斬り込む。

目次 : 第1章 告発/ 第2章 稲葉事件の暗部―北海道警察が隠蔽したもの/ 第3章 稲葉の「告発」/ 第4章 裏金追及/ 第5章 裏金追及を阻む者たち/ 第6章 私の裏金実録/ 第7章 権力構造としての警察組織―キャリア天国、デカ地獄/ 第8章 いまだ「鉄のピラミッド」落城せず

【著者紹介】
原田宏二 : 1937年(昭和12年)生まれ。’57年北海道警察に採用され、’58年4月から札幌中央署などで勤務し、’75年に警察庁保安部防犯課に出向、その後、’82年3月から道警に復帰、道警本部機動捜査隊長、札幌西署長などを務め、’89年3月警視正に昇任、警察本部警務課長、旭川中央署長、道警本部防犯部長などを歴任、’95年釧路方面本部長(警視長)で退職。2004年2月10日、道警の裏金問題について「告白」記者会見、北海道議会で証言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • だまし売りNo さん

    官僚機構に代表される20世紀的な統制型の組織が21世紀の現代では機能不全に陥っている。警察組織は旧態依然の最たるものである。冤罪を生む一方で、半グレや危険ドラッグ売人への対応は不十分に感じる。激しい警察批判が起きた桶川ストーカー殺人事件も、警察が動かなかったことよりも、半グレの味方をするような警察の対応が問題である。

  • スプリント さん

    事件は様々な角度からみる必要があるということが理解できます。稲葉事件についても著者が触れていない事実もあります。勇気ある告発は健全な社会からみて評価できます。

  • こたちゅう さん

    筆者も結局、裏金の恩恵に浴していたのでは?というツッコミはあるものの、似たような業界にいる者としては、キャリアで無いにもかかわらず、キャリア並みに出世した、それも文字通り類稀に、最初から最後までトップ独走で出世したんだということが、この本を読むとよく分かる。「ノンキャリアの中では」とは言うものの、これだけの経歴の人にも関わらず、現場感覚を持ち続け、決して偉ぶっていないこと、また裏金告発という損な役回りをかって出たことは、尊敬に値する。ビジネスマンであれば、我が事のように臨場感を持って読めると思う。

  • 岡 幸治 さん

    作者の退職後の取り組みがいつか、実を結んで欲しいものです。

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原田宏二

北海道警察元警視長、釧路方面本部長。「明るい警察を実現する全国ネットワーク」元代表。1937年(昭和12年)生まれ。57年北海道警察に採用され、58年4月から札幌中央署、岩見沢署などで勤務し、75年に警察庁保安部防犯課に出向、山梨、熊本県警で捜査2課長を経て、82年3月から道警に復帰、道警本部機動捜

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