踊れぬ天使 佳代のキッチン

原宏一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396635183
ISBN 10 : 4396635184
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
307p;20

内容詳細

どんなに調理が難しい食材でも、心をほぐす一品に変えてみせます!失踪した両親を捜すため、持ち込まれた食材で料理を作る“移動調理屋”を始めた佳代。結局、両親には会えなかったが、貴重な出会いと別れを経験。やがて松江のばあちゃんとの出会いが、佳代を変えた。シングルマザーやお年寄りなど、苦労している人たちのために全国に支店を開いてほしいと言われたのだ。金沢の近江町市場前での営業を皮切りに、佐渡島のロングライド大会では“ズッキーニ麺ポモドーロ”、山形の芋煮会では“手打ち冷やしラーメン”などに挑戦しながら、その想いを実現するために、佳代を乗せたキッチンワゴンは今日もゆく!

【著者紹介】
原宏一 : 1954年生まれ。大学卒業後、コピーライターを経て『かつどん協議会』で作家に。奇想天外な設定の中に風刺とユーモアがきいた作品を多く発表し、『床下仙人』(祥伝社文庫)が2007年啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれブレイク。近年は人情小説やシリアスな路線に注力、好評を博す。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • machi☺︎︎゛ さん

    佳代のキッチンシリーズ3冊目。2冊目の最後で松江のばあちゃんが亡くなったから佳代も大丈夫かな?って心配だったけど悲しみながらも今回は石川県からスタートして最後は最北の地へ。今回は全体を通して佳代のお節介ぶりが目立ってちょっと首を突っ込みすぎではないか?という印象。まぁ結果オーライだからいいんだけど。ただいつもながら引き際は潔くてカッコよかった。出てくる料理と地酒が美味しそうなのもいつも通り(*˙˘˙*)

  • takaC さん

    4冊目だっけ?なんとなくつきあいで全部読んでるけど実は自分は「たまちゃんのお使い便」とか「ランチのアッコちゃん」などと混同してたりするような気がします。水さんに借りて読んだコミックも似てたような記憶あり。

  • hirune さん

    なんか 縁結びの合間に調理屋の支店候補を探している感じです、佳代のキッチン。でも 二話目では佳代がイヤな女に思えちゃいました。だって 隙をついて自分の縄張りに入り込まれて餌付けまでされたらムカつくでしょ!しかし奥さんの度量に完敗して、仲直りのキッカケになったと感謝され ちゃっかり奥さんとも連絡を取り合う仲良しになっちゃうのは、さすが佳代の人徳ですね、お人好しの面目躍如かな。各地の食や人々の描写が楽しかった。ぜひ佐渡に行ってトキのいる風景を見てみたくなりました☆

  • えりこんぐ🐤 さん

    安定の面白さ、お気に入りのシリーズです♪ 今回は男女絡みのお節介が多かったような。佳代ってこんなに惚れっぽかった?(・Д・) うまくいかずにまた放浪...。両親探しの旅、慕っていた行商のおばあちゃんを亡くした時も読んでいて切なかったけど、シリーズ3弾はなんだか女としての物悲しさを感じたよ。。いつかは生涯の伴侶を見つけてほしいなぁ。

  • ぶんこ さん

    久しぶりに読むと、軽自動車で日本各地を旅するスタイルが羨ましくてならない。今回は釜山にも行っていましたが、ここでは商いは無く観光のみ。行った先々でご当地グルメを自分のものにしていく才能はさすがです。それにしてもお節介が凄い。そして惚れっぽい。そろそろ伴侶が欲しいのかな。久しぶりだったからか、10歳と15歳の子供を置き去りにした両親の生き様に憤りがぶり返しました。酷すぎる。毎回、その点については深く触れてこないのも不思議。10歳だった弟が結婚したのも感慨深い。

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人物・団体紹介

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原宏一

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒。97年に作家デビュー。2007年『床下仙人』が第一回啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれるなどベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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