『ニッポン国VS泉南石綿村』製作ノート 「普通の人」を撮って、おもしろい映画ができるんか?

原一男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784768476499
ISBN 10 : 476847649X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;22

内容詳細

鬼才、原監督の新境地!23年ぶりのドキュメンタリーの格闘が始まる。産業発展の犠牲者として国に捨てられたアスベスト被害者。普通の人々の普通でない苦しみと国家と対峙するまでの8年間の葛藤を悩み惑いながら描く。

目次 : 出演者編(武村絹代インタビュー―石綿疾患が母と娘の関係をいびつにする怖さ/ 村松昭夫インタビュー―産業発展のためには人命を軽視しても仕方がないという“三浦判決”の非情/ 柚岡一禎インタビュー―法廷の場で原告自身が立ちあがって、思うところをぶつけたほうがいいと思うよ)/ 作り手編(金平茂紀×原一男対談―ドキュメンタリーとは時代を写す鏡である/ 原一男監督インタビュー―「生活者を撮る」ということ/ 『ニッポン国VS泉南石綿村』製作の裏側で)/ 資料編(世界のアスベスト事情/ シナリオ採録/ 泉南アスベスト訴訟関連年表/ 巻末付録 映画「チラシ」デザイン集)

【著者紹介】
原一男 : 1945年6月、山口県宇部市生まれ。東京綜合写真専門学校中退後、養護学校の介助職員を経て72年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、『さようならCP』で監督デビュー。74年、『極私的エロス・恋歌1974』を発表。セルフ・ドキュメンタリーの先駆的作品として高い評価を得る。87年、『ゆきゆきて、神軍』を発表。大ヒットし、日本映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ賞、パリ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリなどを受賞。94年、小説家・井上光晴の虚実に迫る『全身小説家』を発表。キネマ旬報ベストテン日本映画第一位を獲得。05年、初の劇映画『またの日の知華』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まさやん80 さん

    映画「ニッポン国VS泉南石綿村」を作った原一男監督が、映画だけで語り切れなかったことや映画を作りながら考えたことを語るノート。映画を補完するノートとして読むと、より一層映画への理解が深まる。劇映画の場合は、こんな解題のようなノートは出さないと思うが、ドキュメンタリーの場合、映画以外の題材を使ってでも、観客に伝えたいことを語り尽くしたいという原監督の執念を感じる。

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原一男

1945年6月、山口県宇部市生まれ。東京綜合写真専門学校中退後、養護学校の介助職員を経て72年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、『さようならCP』で監督デビュー。87年、『ゆきゆきて、神軍』を発表。大ヒットし、日本映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ賞、パリ国際ドキュメンタリー

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