クリムト原寸美術館 100% KLIMT!

千足伸行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784096822944
ISBN 10 : 4096822949
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;30

内容詳細

きらめく黄金、あふれる色彩!『接吻』『ユディト1』など、クリムトの代表作を原寸で!

目次 : 第1章 黄金に彩られた女(ユディト1/ 接吻 ほか)/ 第2章 世紀末を生きた女(エミーリエ・フレーゲの肖像/ オイゲニア・プリマフェージの肖像 ほか)/ 第3章 愛と死と生(ダナエ/ 希望1 ほか)/ 第4章 正方形の風景(ひまわりの園/ アッター湖にて ほか)/ 第5章 ふたつの壁画(ベートーヴェン・フリーズ/ ストクレー・フリーズ)

【著者紹介】
千足伸行 : 美術史家、成城大学名誉教授、広島県立美術館館長。東京大学卒業、TBS、国立西洋美術館勤務を経て、成城大学教授。専門は世紀末を中心とするヨーロッパ近代美術

新藤淳 : 国立西洋美術館主任研究員。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。専門はドイツ・ルネサンス美術。2007年より国立西洋美術館勤務。2013年ウィーン美術史美術館にて在外研修

菅谷淳夫 : 東京大学文学部美術史学科卒業。図鑑編集などを経て、美術ライターとなる。雑誌『サライ』の展覧会記事を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鱒子 さん

    図書館本。クリムトの絵の一部分を切り取り、原寸大に印刷した本。ストクレー・フリーズは下書きの線がクッキリ(この絵そのものがモザイク画のための下絵。なんとも豪華なことです!)。肖像画を得意とした画家なので人物の表情も素晴らしいです!まつ毛の一本、瞳の輝き、目の周りに多用されている青色など、細かなところが見られて嬉しい本でした。

  • miri さん

    原寸大の部分が載っている画集。ロバート・カフマンというテキスタイルデザイナーがクリムトにインスパイアされた生地を出しています。そのブックカバーを持っているので、そもそものクリムトをもう一度見てみたいと思い図書館から借りてきました。「接吻」はうっとりと時間を忘れて眺めてしまう程美しいですね。女性の指の繊細なこと、男性の指の力強さ。口づけそのものより、指先の方が官能的でした。

  • シフォン さん

    読友さんのレビューを見て、借りて見ました。100%いいですね。美術館では高い位置になってしまう顔の表情や細部のデザインをよく見ることができました。クリムトの肖像画は、背景や衣服は幾何学模様になってもの顔は写実的なんですね。風景画も印象派に通づるものを感じます。世界遺産に登録されたが公開されていないストクレー邸のストクレー・フリーズも見たい。

  • ophiuchi さん

    100%、絵の一部分を原寸大まで拡大したページが数多く収録されていて、思わず見入ってしまいます。クリムトワールド全開だけど、初めて見る風景画も同じ人が描いたとは思えないもので、なかなか良い。これで3,000円+税というのはびっくりで、クリムトファンは即買いか?

  • G-dark さん

    目の前でクリムトの絵画を見ているかのような気分を味わえる画集。作品の全体図は勿論、一部を拡大したページもあり、タッチや色づかいが伝わってきて目の保養になります。また、恥ずかしながらわたしはこの本を読んで初めて知ったのですが、クリムトって日本美術の影響も受けているんですね。屏風絵の影響を感じさせる作品もありますし、和紙の艶を気に入って日本製の和紙に下絵を描いたり、落款を真似たような四角い署名を作品に書き込むなど、影響があちこちに見られます。日本人として何だか嬉しいです。

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